ゾイドを作ろう 2〜モーターとおもちゃの関係・動力をイメージ・電気と電流を体験・具体的イメージを持つ大事さ〜|子どもの知育教育

前回は「ゾイドを作ろう 1〜小学生が楽しく工作できるゾイド・完成形のイメージ・説明書の絵とパーツを確認〜」の話でした。

目次

モーターとおもちゃの関係:動力をイメージ

ゾイドの「発掘見取り図」と称する説明書です。

内野吉貴

パーツを確認したら、
作ってみよう。

子ども

うん。
やってみるね。

最初に、動力のモーターのパーツに電池を入れます。

おもちゃらしく、モーターが「ほぼ見えない」状況です。

「ほぼ見えない」方が「おもちゃとしての完成度は高い」ように感じます。

一方で、「動力であるモーターの存在が分かり易い」方が良いように感じます。

タミヤ 楽しい工作シリーズ

タミヤの「楽しい工作シリーズ」の、剥き出しのモーターは好感が持てます。

内野吉貴

タミヤの「楽しい工作シリーズ」は、
動く仕組みがよく分かります。

「ただのおもちゃ」ではなく、「モーターとおもちゃの関係を学ぶ」きっかけになって欲しいです。

そのためには、モーターが「もう少し見える」デザインの方が良いと思います。

ただ、そうすると「ゾイドらしくなくなる」かもしれないので、メーカーの判断でしょう。

大事なことは、「動力のイメージを持つ」ことです。

内野吉貴

ここにモーターがあるの、
見える?

子ども

うん。
見えるね。

子ども

この間のモーターと
似ているね。

内野吉貴

そうだね。
このモーターで、全体が動くんだよ。

内野吉貴

電池を
入れてみて。

子ども

うん。

内野吉貴

電池の向きを、
間違えないでね。

子ども

う〜ん。
これでいいのかな?

電池のプラス・マイナスの入れ方は、様々な教え方・考え方があると思います。

内野吉貴

そう。
平らな所が、こっちだね。

平らな面(マイナス)、出っ張り(プラス)のどちらが、どう入るかを理解してもらいましょう。

子ども

入れたよ。

モーターなどの電池による動力に触れる機会は、小学校でどの程度あるのでしょうか。

筆者が小学生だった時は、学校でモーターを見ることはあっても、

内野吉貴

タミヤ模型のように
「動くものを作った」ことはなかったと思います。

モーターなどに興味があったので、「自由研究」でモーターを使った作品を作ったことがあります。

「モーターに触れる」経験を持つことは大事だと思います。

電気と電流を体験:具体的イメージを持つ大事さ

電気・電流の考え方(新教育紀行)

小学校の理科・中学受験で、比較的「難しい」とされる電気の問題。

電流と電圧の分かりやすい考え方を、上記リンクでご紹介しています。

「電圧があって、電流が流れて・・・」と「ただ教わる」と、「楽しくない」です。

男子小学生

はあ・・・
楽しくない・・・

「楽しくない」と苦痛になります。

そして、問題が解ければ良いですが、解けないと、

男子小学生

もう
いいや・・・

子どもが感じてしまう可能性が高まります。

「電流と電圧をイメージすること」が大事(上記リンク)ですが、

男子小学生

イメージって、
どうやってやるの?

「イメージできない」と子どもも、多いでしょう。

できれば、小さい頃に電気に関する、こういうおもちゃ・作品を作ってほしいです。

男子小学生

電気って、
こういうことなんだ・・・

すると、イメージできるようになるでしょう。

次回は上記リンクです。

新教育紀行

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