前回は「アニメから学んだ山崎直子少女〜「宇宙戦艦ヤマト」と「銀河鉄道999」・アニメのメリット・アニメに対する賛否両論と子育て・アニメが創り出す想像力・大きい想像力を喚起する力〜|」の話でした。
子どもにとって「読書の良いところ」
幼き頃、アニメから多大な影響を受けた山崎。
もちろん、アニメだけではなく、小さなころから多数の本を読みました。
「本を読むこと」の大事さは、昔から言われていることで「当たり前」かも知れません。
一方で、「読書することは大事」と知っていることと、「読書から多くを学ぶ姿勢」は大きく異なります。
私は子どものころから、
本を読むのが大好きです!
いかにも「優等生の見本」とも言える、この「本が大好き」という姿勢。
これこそ、小さな頃から山崎少女が持っていた「学びへの姿勢」でしょう。
この姿勢を、小さなころから身につけていた山崎少女。
この小さなころの「読書への姿勢」が、その後の人生に決定的な影響を与えました。
「タブレットの本」が急増する中、「紙の本」の良さを上記リンクでご紹介しています。
親が、たくさんの本を買い与えていたのかと思いきや、
書棚に本がずらりと並んでいるような
家ではなかったです・・・
特に「本に囲まれた生活ではなかった」のが山崎少女の住まいでした。
図書館大好き少女だった山崎直子
小さなころから、図書館が大好きだった山崎少女。
学校の図書室や、市の図書館から借りて
読んでいました。
この「図書室からどんどん借りる」を親に言われたのではなく、「好きでやっていた」のが大事です。
両親は、物語の本は、
あまり買ってはくれませんでしたが・・・
図鑑類は、
買ってくれました!
数ある読書の中でも、「図鑑」は非常に良いと思います。
特に理科系にとって、恐竜でも宇宙でもなんでも、「図鑑を読む」姿勢は好奇心を大きく育てるでしょう。
アインシュタイン少年は、タルムートお兄さんからもらった「通俗自然科学読本」を読んで、
とにかく、
面白い!
不思議なことが、
色々と説明されている!
上の写真は「文章ばかりで図や絵がない」ページで、「子ども向けではない」気がします。
科学の本であるので、他のページには「図や絵がある」と考えます。
図鑑や科学などに関する本の内容をしっかり理解できなくても、絵や図を見て、
ここは、
なんか面白そうだな・・・
こんな不思議なことが
世の中にあるんだ・・・
小さい頃に子ども達が「面白いかも」と感じるだけでも、大きな収穫です。
ぜひ、小さな子ども〜中学生くらいには図鑑などの本を読んでもらいましょう。
本から様々学ぶこと
たくさんの本を
読みなさい!
「読書しなさい」と、子どもに言う親はたくさんいるでしょう。
筆者も、子どもには本を読むように伝えています。
伝えていますが、嫌々読んでも、
パパがうるさいから
読んだふりしてよう・・・
あるいは、
あ〜あ、もっと
おもちゃで遊びたいのにな・・・
このような姿勢では、「読んだ気になっている」だけになってしまう可能性があります。
それでも、「読まない」よりは、遥かに良いかもしれません。
最も良いことは、「子どもが自主的に本を読む」ことです。
それには、「日常的に本に触れる環境」が望ましいです。
筆者は、建築設計を仕事としています。
小さな子どものいらっしゃる家庭には、「大きな本棚」をつくります。
建主・親から、
子どものために、
大きな本棚を置いてください。
「大きな本棚を設置して欲しい」という要望受けることもあります。
ご要望を受けない場合でも、多くの場合で「床から天井まで」の本棚を設置します。
完成してしばらく時間が経つと、建主から、
あの大きな本棚がとても良くて、
なんでも本がたくさん入ります!
子ども達が、本を読むのが
好きになって、とても良かったです!
このような「嬉しい声」をいただくことも多いです。
「本棚に囲まれた環境」を自宅につくるのは、大変な面もあります。
やはり、「図書館に連れてゆく」のが良さそうです。
筆者も本が好きなので、子どもとよく図書館に一緒に行きます。
「図書館へ行く」のはなかなか大変な面がありますが、出来るだけ行くようにしています。
図書館の「子どもの本コーナー」には、非常に良い本がたくさんあります。
中には、
こんな本が
あるんだ・・・
大人である筆者が読んでも「盛りだくさん」の本が多数あります。
そうした「面白い本」や「興味深い本」を「発見」して、筆者も楽しんでいます。
児童書には良い内容が描かれた本がたくさんあり、子どもと一緒に読むと、
これは、
こういうことだったんだ・・・
大人も「新たに知ることがある」のが、児童書などの書籍です。
「イメージを喚起するのに、非常に優れている」読書。
そして、絵だけではなく「ストーリー性高く、優れた作品も多い」アニメ。
・読書 :知識を増やし、イメージを喚起
・アニメ:ストーリー性が高く、楽しく様々な世界を理解
読書とアニメの「両方をバランスよく」が、子どもにとって最も良いと考えます。
次回は上記リンクです。