手作りで楽しむ工作・Robotimeリボルバー〜木の匂い香るベニヤ・工作に役立つアイスの木の棒・少しずつ見えてくる全体像〜|銃の木製玩具1・子どもの知育

前回は「楽しく工作しよう 8〜色々な角度から見る・自然と身につく立体感・自分で選ぶこと・個性を作品に・「やれば出来る!」経験・タミヤ楽しい工作シリーズ〜|子どもの教育」の話でした。

目次

手作りで楽しむ工作・Robotimeリボルバー

Robotime リボルバー(新教育紀行)

最近、木製の工作キットがたくさん出ています。

街中を散歩していたら、面白そうな木の工作キットRobotimeを見つけました。

車や飛行機など、子どもが好きそうなものから五重塔や地球儀のような複雑なものまであります。

内野吉貴

これはとても
面白そうだな・・・

展示品を見たら、大勢の方が吸い寄せられるように、その店に向かって熱心に見ていました。

子ども

これ、
作りたい!

内野吉貴

一緒に作って
みようか?

ところが、「対象年齢は14歳以上」で中学生相当が見込まれています。

内野吉貴

少し、難しいから、
もう少ししてからね。

「ちょっと早い」ので「また今度」と思いましたが、展示品のリボルバーを手に取った子どもは、

子ども

でも、
これ欲しい!

「欲しくなる気持ち」は、とても良く分かります。

これまでにも、プラスチック製の拳銃や剣を買って(買わされて)きました。

内野吉貴

これは、
欲しくなるね。

プラスチックよりも、やはり木は優しい雰囲気です。

内野吉貴

でも、また
今度にしよう!

子ども

どうしても、
欲しい。

子ども

一緒に
作りたい!

ここで、筆者は根負けしてしまいました。

内野吉貴

じゃ、一緒に
作ってみようか!

面白そうなので、筆者も一緒に作ってみたくなった気持ちもあります。

木の匂い香るベニヤ:工作に役立つアイスの木の棒

Robotime リボルバー(新教育紀行)

展示品を見ると非常に精巧で、掴むと木の手触りが楽しいおもちゃです。

内野吉貴

これは、
結構よく出来ているな・・・

Robotime リボルバー(新教育紀行)

3種類のバネも入っていて、本格的です。

子ども

ねえ、
これなに?

内野吉貴

これは、
バネだよ。

タミヤの模型は電動が多いので、バネが出てくることは少ないです。(上記リンク)

身の回りのおもちゃには、たくさんのバネが使われていますが、バネはなかなか見ることはないです。

隠れていることが多いので、意外と「人目に触れる機会が少ない」バネ。

工作していれば、ニッパーにもバネがついていますが、まじまじとバネを見る機会は少ないです。

内野吉貴

中を
出してみよう。

Robotime リボルバー(新教育紀行)

薄いベニアに精巧に型取られたおもちゃです。

穴もたくさんあって、これにパーツを差してゆきます。

内野吉貴

ほら、なかなか
いい匂いだよ。

子ども

うん・・・
本当だね・・・

ベニアは軽く扱われがちですが、「樹木を薄くはいで、重ねた木」で、れっきとした木です。

接着剤で貼り重ねているので工業製品の印象が強いですが、しっかり木の匂いがして、とても良いです。

Robotime リボルバー(新教育紀行)

細かなパーツがたくさんあります。

内野吉貴

やっぱり、
ちょっと難しそうだな。

小学校低学年が作るのには、難しそうです。

子ども

これ、
全部作るの?

Robotime リボルバー(新教育紀行)
内野吉貴

そうだね。
やってみようか。

子ども

うん。
やってみる!

「実際に手に取って遊ぶ」ことを想定し、「手に優しい感じ」で精巧に作られています。

内野吉貴

説明書見て、
パーツを並べてみよう。

Robotime リボルバー(新教育紀行)

一つ一つは難しくなさそうですが、小さなパーツをしっかり組み立てて行く必要があります。

子ども

これ、どうやって
外すの?

内野吉貴

手で、こうやって
外すんだよ。

子ども

難しいから
出来ないよ・・・

木製パーツを「綺麗に型から外す」のは結構難しそうです。

特に、小さなパーツ・穴がある場合は、手や指では難しいところがあります。

内野吉貴

何か、
棒とかない?

内野吉貴

木だから、
固くないのが良いけど・・・

子ども

定規とか
かな?

定規やドライバーでは、木を傷つけてしまいそうです。

ここで、ついさっき、子どもがアイスを食べていたのを思い出しました。

内野吉貴

さっき食べていた
アイスの棒は?

子ども

それは
これだよ・・・

内野吉貴

ちょっと洗ってきて、
それでパーツを押そう。

少しずつ見えてくる全体像

Robotime リボルバー(新教育紀行)

アイスの棒は平べったいので、道具にちょうど良いです。

しかも「お互いが木」なので、傷つけにくく、それもまた良いところです。

子ども

これなら、
簡単に取れるね。

Robotime リボルバー(新教育紀行)

大きめのパーツをまず取り出して、組み立ててゆきます。

子ども

これは
こうかな?

初めての木の工作。

そもそも「木のおもちゃ」は意外と少なくて、どうしてもプラスチック製品のおもちゃが多いです。

以前、機関車トーマスの「木製レール」で子どもと遊びました。

あの「木製レール」は様々な線路が作れ、柔らかめな木の「優しい手触り」がとても良かったです。

子ども

ここ、なかなか
入らないよ。

内野吉貴

ここは、僕が
入れるよ。

Robotime リボルバー(新教育紀行)

やはり「14歳以上」だけあって、パーツを入れ込むのは結構力とコツが必要です。

小さな子どもには難しそうなので、適宜僕が手伝って作成を進めてゆきます。

子ども

なんか、
銃になってきたね。

なんとなく銃らしい形が出てきて、子どもは楽しそうです。

内野吉貴

これは
面白そうだね。

一緒に作っている筆者も楽しい気持ちになりました。

パーツを入れて組み込むところは、かなり力が必要ですが、ゆっくりやれば作成は難しくなさそうです。

プラスチックのガンダムプラモデルなどを、パチンパチンと切るのも楽しいです。(上記リンク)

そして、「プラスチックとは全然違う楽しみ」が、木の模型にはあります。

子どもと一緒に、たまには木の模型を作ってみてはいかがでしょうか。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次