入学試験での心の持ち方〜健康第一に・計算問題でうまく行かいとき・全体を見て試験に取り組む・「合格点を取れば良い」姿勢〜|中学受験

前回は「入学試験直前の気持ち・姿勢〜連日の試験と体調管理・直前の受験の経験を活かす姿勢・次回に活かす気持ち〜」の話でした。

目次

試験当日まで:健康第一に

新教育紀行
五島の海(新教育紀行)

関西圏の方・親の方、受験お疲れ様でした。

受験が続く方もいらっしゃると思いますが、健康に体調管理を最優先に過ごしましょう。

首都圏他の方・親は、残り2週間となりました。

健康第一に、万全を期して最後まで頑張ってゆきましょう。

直前期の小学校は、一日〜数日間休んでも良いでしょう。

それは「復習などして勉強するため」よりも、「体調管理のため」です。

直前期の登校に関する話を、上記リンクでご紹介しています。

入学試験での心の持ち方:計算問題でうまく行かいとき

てんびん算の考え方(新教育紀行)

今回は「算数の計算問題で、上手くいかなかった時」の話です。

小問で「計算問題」を出す学校があります。

文章題で立式した結果の計算問題は、それほど複雑ではない場合が多いです。

対して、時々、非常に複雑で「見かけが難しそう」な計算問題があります。

「どういう計算問題か」は、学校の指向性にもよりますが、大人でも難解な計算問題を見かけます。

こういう複雑な計算問題は、冷静に・きちんと計算することが肝心です。

ある箇所で分母・分子の公約数等が出てきて、スッと解答に至ることが多いです。

うまく解けることが望ましいのですが、試験場で緊張している中、

男子小学生

あれ、
上手くいかない・・・

計算ミスして「うまく行かない」時の場合もあります。

男子小学生

計算問題は、
絶対取りたい!

皆「計算問題は確保したい」と考えるでしょう。

そのため、「最初の小問の計算問題で上手く行かない」時、

男子小学生

これは、
まずい・・・

多くの方が、気持ちが焦ることもあります。

そういう時は、「落ち着いて計算を見直してミスを見つける」ようにしたいです。

ところが、「緊張感と時間制限」の中で、

男子小学生

どこが間違っているか
分からない・・・

間違い・ミスが分からない・見つからない場合も考えられます。

そういう時は、「気持ち新たに次の問題へ向かう」が良いでしょう。

全体を見て試験に取り組む:「合格点を取れば良い」姿勢

問題13考え方(新教育紀行)

少し計算を見直したら、まずは「他の問題に向かって」みましょう。

大問の図形問題がしっかりできた後に、見直したら、

男子小学生

あっ、
ここが違ったんだ・・・

この様に気づくことがあるかもしれません。

このように、「先の問題に行ってから、また戻ってきて、やり直す」のも良いでしょう。

最も避けるべきことは「計算ミスが見つからない」とその一問にこだわりすぎることです。

そして、時間が過ぎてしまい、焦ってしまうことです。

試験は「全体の問題で合格ラインを超える点数を確保する」ことが最優先です。

場合によっては、「取るべき計算問題」ですが、「失点しても良い」という姿勢も必要でしょう。

小問の計算問題の配点は、それほど高くない場合が多いです。

「一点を争う」試験ですが、「5点の計算問題」より「10点の応用問題」の方が点数は高いです。

男子小学生

合格点を取れば
いいんだ!

この様に割り切り、「計算問題で失敗しても、合格点を取る」姿勢も大事でしょう。

当日は焦らず、冷静な気持ちで合格目指してゆきましょう。

読者の皆さまが体調万全に当日を迎え、合格することを心より願っております。

次回は上記リンクです。

新教育紀行

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