前回は「受験直前期の小学校での過ごし方 3〜合格判定・偏差値で一喜一憂と仲間・中学受験する子どもとしない子ども・小学校で嫌なことがあったら〜」の話でした。
子どもたちの思いと集団生活
B君は、中学受験
するらしいぜ!
おい、B君は、
どこ受けるの?
えっ・・・
関係ないじゃん・・・
関係ないって、
友達だろ!
中学受験しない子から、「受験校」を問われることもあります。
受験をしない子供から、多少嫌味など言われても「気にしないように」「気持ち明るく」しましょう。
あるいは、中学受験仲間から、
僕は
X中学が第一志望だけど、B君はどこ?
えっ・・・
ちょっと内緒かな・・・
と聞かれることもあるかもしれません。
じゃ、X中学
じゃないんだね!
まあ、X中学では
ないけど・・・
じゃ、
どこ?
こういう会話は、本人たちにとっては、「超重要」かもしれません。
大人から見れば、「まだまだ子ども」の小学生たち。
ところが、その子どもたちも100人前後集まれば、立派な集団であり、そこには「集団生活」があります。
「受験する子ども」と「受験しない子ども」の派閥
大抵の人がする大学受験と、大分異なる中学受験。
中学受験は「する子ども」と「しない子ども」に分かれます。
公立小か私立・国立小の違い、あるいは地域性もあります。
小学校では「受験する子ども」と「受験しない子ども」の2派に分かれる傾向があるでしょう。
日本の政界では昔から「派閥」が強いですが、小学校でも「ミニ派閥」が誕生します。
「受験する子ども」と「受験しない子ども」の二つの巨大派閥。
ところが、「受験する子ども」の派閥は「少数派」です。
特に直前の12〜1月は、そういう感じになるでしょう。
僕は公立小にいましたが、その派閥を明確に感じていました。
あの子とあの子が
受験をするんだな。
「受験しない子ども」から見ると「受験する子供」は「違う方向」を向いています。
「決まっているルート=学区の中学校」から離脱しようとして「別世界にいく」ように感じるのかもしれません。
それで、
なんだよ。
俺たちとは別かよ・・・
となって、嫌味や嫌がらせを言いたくなるのでしょう。
子どもの社会と大人の社会
僕も、何かちょっと嫌なことを言われたような記憶があります。
「言う人」は「以前からずっと言ってきている」傾向があります。
僕の場合、「嫌なことを言った子」は「以前から何かと色々言ってくる子」でした。
気にしないようにしましたが、やはり気になります。
子どもにも社会があるので、友達の前で何か言われると「非常に嫌」なものです。
それは、大人の社会と一緒だと思います。
うちの子に何か嫌なことを
言うのは、多分〜くんかな?
「何か言いそうな人」がいれば、親は大体検討がつくでしょう。
子どもが気持ち平穏に過ごして、
何を言われても、
気にしないようにしよう!
と励ましましょう。
そして「考えることは志望校合格!」と、子どもに伝えてあげましょう。
他の人が何を言おうが、「関係ない」のです。
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