前回は「入試が続く中のベストな気持ちの持ち方〜入試の結果に落ち込まない姿勢・「縁がなかったから次へ!」の強い気持ち〜」でした。
「上手くいかなかった結果」に落ち込み過ぎない姿勢
中学受験では、少しずつ受験した結果が出てきた頃です。
あの中学校の試験に
落ちてしまった・・・
あの学校行きたかったのに、
上手くいかなかった・・・
残念ながら、「結果が思わしくなかった」方もいらっしゃると思います。
今回は、残念な結果となった方の「中盤以降の受験に向けて」です。
気持ち新たに向かうしかないのですが、上手く行かないことは誰しもショックです。
「あの学校に行きたかった」と思う気持ちが、まだ残っているかと思います。
「縁がなかった」と仕切り直すのが最も良いでしょう。
1.万一不合格だった学校は「自分に縁がなかっただけ」と割り切る
2.自分を責めない
3.「次の学校が自分に合う学校」の可能性があるので、「ポジティブな平常心」をキープ
次に受ける学校の「良いところ」を考える
まだ小学生の中学受験生。
多くの方が「初めての受験」であり、「人生初めての大きな試練」かもしれません。
そのため、「上手くいかなかった」場合は、なかなか立ち直れない方もいらっしゃるかもしれません。
なぜ、僕は
落ちてしまったんだろう・・・
どうして、
私は合格出来なかったのだろう・・・
このように子どもは内心「自分を責めている」かもしれません。
こういう時は、まずは親が立ち直って「新たな気持ち」になることが大事かと思います。
大丈夫!
あの学校(次に受ける学校)もこんなところが、いいよ!
そして、次に受ける学校の「良いところ」を積極的に調べて、考えましょう。
何事も「ポジティブな面を見る姿勢」が大事です。
これからの受験に向けて
それぞれの学校で、学校に関わる教員はじめ「一生懸命子どもたちのことを考えて」教育指導をしています。
中学校・高等学校の価値は、決して大学進学実績や偏差値だけではありません。
どの学校にも「良いところ」は必ずあります。
その良いところを子どもに話しましょう。
大丈夫!
次頑張って!
というだけでなく、など具体的な話が良いでしょう。
子どもたちは、
僕は、
もう頑張っているのに・・・
私はこれ以上、
何をどう頑張ればいいのかな・・・
多くの子どもたちは「既に頑張っている」ので、「頑張れ!」ばかりでは困ってしまいます。
この学校のこういうところは、
Aくんに合うから、頑張ろう!
あるいは、
学校が広くてのびのびしているから、
Bちゃんの性格にピッタリ!
など、具体的な方が良いでしょう。
志望した学校に縁がなくても、これから受験する学校に本人が「非常に合う」可能性もあります。
人間関係同様に、なんらかの「縁がある」ことが長い目で見て、良いことが多いのが現実です。
最も大事なことは、後で
あの学校に
行って良かった!
と、受験生本人がが思う学校に行くことだと思います。
最後に、志望校に無事合格された受験生・親の方々、おめでとう御座います。
読者の皆様が「自分に合う学校」に合格することを心より願っております。