前回は「自宅でロケット飛ばす体験 5〜好奇心を育む・回したりして「主体的に物事に関わる」姿勢異なる泡の量：分からなくても「なぜ？」と考える姿勢・いよいよロケット発射・失敗を活かす姿勢〜」の話でした。
発射しないロケットの原因：「なぜ失敗したのか」を考える姿勢
「発射！」と着火スイッチを押したものの、発射しません。
失敗してしまいました。
子ども発射
しないね・・・
子どもなんでだろう？
どうして、発射しないんだろう・・・
子どもは、残念そうです。
失敗したら、誰しもガッカリします。
内野吉貴なんで
失敗したのかな？
内野吉貴もう一度
やってみよう。
実験でも、問題を解く際も「失敗したら、もう一度やってみよう！」と気持ちを切り替えるのが大事です。
その際には、ただ「もう一度やる」ではなく、
男子小学生なぜ、上手く
いかなかったんだろう・・・
「なぜ失敗したか」「なぜ上手くいかなかったか」を考えることが大事です。
もう一度、全ての試験官のキャップを外して、配管をチェックします。
子どもちゃんと
つながっているね。
内野吉貴とこかで、キャップの締まりが
良くないところはない？
子どもちゃんと
締めてみるね。
キャップからの気体の漏れはなさそうです。
ここで、再度ハンドルを回して電気分解をしてみます。
失敗を活かす姿勢：しっかり状況を観察
一度失敗したので、
子どもたくさん
回すね！
子どもはムキになって、たくさんハンドル回して、泡を出します。
学研のキットブクブク
ブクブク・・・
猛烈な勢いでハンドルを回すのに応じるように、ブクブクと泡がたくさん発生します。
このプロセスで、発生した気体が、きちんとロケット台の試験管に行っているか確認します。
内野吉貴こっちの試験管に
気体が行っているかな？
泡がブクブク出てきました。
学研のキットブクブク
ブクブク・・・
子どもたくさん泡が
出てるよ。
きちんと気体が入っています。
そして、ロケット台の試験官の水が押されて、水位が下がっているのが確認できました。
内野吉貴ここ見て、
出てきた気体で水が押されているね。
子どもうん。
ちゃんと水が下にいっているね。
内野吉貴ちゃんと、
出来ているはずだね。
どんどん気体を発生させて、ロケット台の試験管にためて行きます。
この気体が発火して、ロケットが発射するので「気体の量」は大きなポイントです。
内野吉貴今度は、
少し多めに気体をためよう。
子どもうん。
たくさん出すね。
失敗してしまいましたが、「失敗を活かす姿勢」が大事です。
そして、しっかり状況を観察します。
この「観察する姿勢・力」は、理科に限らず、算数・社会・国語などでも大事です。
社会でも「絵や資料を見て、観察して、気づくこと」が問われることがあります。（上記リンク）
このように、学校の実験や自宅の実験で「失敗した」時は、その状況を観察しましょう。
万全期す姿勢：「次は成功させる」という気持ち
かなり気体が溜まってきました。
そして、気体もれがないことを確認しながら、進めて行きます。
内野吉貴もう少し、
気体をためよう。
子どもうん。
分かった。
「次は成功させる！」と子どもは大いに意気込んでいます。
この「次は成功させる！」「次は大丈夫！」という気持ちは、とても大事です。
図形問題は「上手い補助線」を発見するのが大事です。（上記リンク）
そういう時は、焦る気持ちが出ますが、焦らずに、
男子小学生どこかに良い補助線が
あるはず・・・
前向きに考えて、補助線を考えましょう。
算数の問題は、「問題の鍵」を見つけることが大事です。
「解放パターンをできるだけ増やす」勉強も良いですが、「鍵を探す」姿勢も大事です。
「鍵はどこかな？」と楽しむくらいの気持ちが、算数の学力アップにつながるでしょう。
次回は下記リンクです。
