自宅でロケット飛ばす体験 2〜「これはなんだろう?」と考えながら作成する姿勢・それぞれの役割・電気分解の陽極と陰極〜|学研の科学

前回は「自宅でロケット飛ばす体験 1〜12年ぶりに復刊した「学研の科学」・とても「楽しいロケットをつくる」こと・「出来た!」という経験〜」の話でした。

目次

ロケット台を作成

学研の科学(学習研究社)

今度は「ロケット台」の作成です。

内野吉貴

このパイプを
セットしてみて。

子ども

うん、
これは何?

内野吉貴

ここから、
ロケット飛ばすんだよ。

子ども

えっ?
そうなんだ。

小学校低学年にとっては、学校で図工などをしていますが、こういう装置は初めてです。

「これはなんだろう?」と考えながら作成する姿勢

キットなので、ほとんど完成していますが、理科実験の「装置を作る」という経験は大事です。

電線やホースは大体セットされていましたが、この辺りも「自分でつくる」方が楽しそうです。

子ども

このホースは
何?

内野吉貴

ここを、
水とかが流れるんだよ。

「これはなんだろう?」と考えながら、作成する姿勢は大事です。

こういう装置や模型を作る時は、「作ることに専念してしまいがち」です。

「つくること」が目的ではなく、「作るプロセス」が大事です。

そこで、少し心にゆとりを持ってやりましょう。

「どうなっているんだろう?」「なんだろう?」の姿勢は、理科で最も大事です。

配線と配管をして、だいぶ基礎ができてきました。

「電気分解」するだけあって、結構本格的です。

内野吉貴

これは、
すごいね。

思わず、大人の筆者が感心してしまいます。

それぞれの役割:電気分解の陽極・陰極

子ども

2本の棒が
あるね。

内野吉貴

これが
大事なんだよ。

電気分解の陽極・陰極の、鉄棒をセットします。

ここが、後で
ブクブクするよ。

ふ〜ん。
面白そうだね。

作った後に、「どうなっているか」を理解するのも良いです。

「作りながら、それぞれの役割を考える」のも、想像力を育てると思います。

「青いパイプに透明パイプを差し込む」ところは、子どもにやってもらいました。

子ども

ここを
こうやって差し込めばいいのかな?

本格的な実験器具なので、子どもは珍しそうに器具や道具を見ながら、作成を進めました。

装置は、ほぼ完成しました。

子ども

難しそうだけど、
楽しみだね。

教材・副本が非常に充実しているので、それを読みながら作成します。

教材・副本の内容は、小学生の内容を逸脱していますが、大人も楽しめます。

内野吉貴

ああ、
そういうことなんだ・・・

教材を読んで、筆者が楽しい気持ちになりました。

内野吉貴

小学生の時に、
「学研の科学」を作ったのを思い出すな・・・

小学生の頃の気持ちを思い出しながら、子どもと少しずつ作成を楽しみました。

これから、ロケット作成して、いよいよ飛ばします。

子どもと理科実験するには、非常に良いので、ぜひお手に取ってみてください。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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