楽しむ知育・工作 7〜機械への興味を育む「タミヤ楽しい工作シリーズ」・身近な電気と日常生活・電気とモーターの理解〜|子どもの教育

前回は「楽しむ知育・工作 6〜作る醍醐味が感じられる「タミヤ楽しい工作シリーズ」・複雑な足の連動の組み立て・「出来る」という自信と磨き上げる勘〜」の話でした。

目次

機械への興味を育む「タミヤ楽しい工作シリーズ」

リモコン クワガタムシ:タミヤ 楽しい工作シリーズ(新教育紀行)

片側3本で、両側で6本ある足が相互にリンクしました。

この「相互にリンクした足(脚)」がしっかり連動しているか、が非常に大事です。

内野吉貴

うまく
出来ていそうだね。

リモコン クワガタムシ:タミヤ 楽しい工作シリーズ(新教育紀行)

ジョッキーの時は、この「足(脚)同士のリンク」に不具合がありました。

念のために、確認しましょう。

内野吉貴

足を
動かしてみて。

内野吉貴

他の足も一緒に
動くかな?

子ども

足は
どれでも良いの?

内野吉貴

どれか一つ
手で足を動かしてみよう。

リモコン クワガタムシ:タミヤ 楽しい工作シリーズ(新教育紀行)
子ども

ちゃんと
動くね。

足(脚)同士の連携・リンクは大丈夫そうです。

内野吉貴

もう少しだから、
作ってみよう。

リモコンなので、色で分けられた沢山のコードがあります。

それらのコードを束ねます。

リモコン クワガタムシ:タミヤ 楽しい工作シリーズ(新教育紀行)
子ども

こういう
風にすれば良いの?

コードをまとめるのは、タミヤの工作シリーズで初めてです。

「家電の長いコードを束ねる」のは、大人は見慣れていますが、初めてみる子どもは不思議そうです。

内野吉貴

そう。
うまく出来ているね。

内野吉貴

キュッと
引っ張ってみて。

リモコン クワガタムシ:タミヤ 楽しい工作シリーズ(新教育紀行)

束ねられている赤・青・黄・白色の四色のコードが、ブラブラしないように固定しました。

身近な電気と日常生活:電気とモーターの理解

リモコン クワガタムシ:タミヤ 楽しい工作シリーズ(新教育紀行)

子ここで、コントローラーをチェックします。

コードとコントローラーが、しっかりコードでつながっています。

電池を入れて、コントローラーを動かせば、クワガタムシは動くはずです。

リモコン クワガタムシ:タミヤ 楽しい工作シリーズ(新教育紀行)
子ども

電池を
入れるね。

内野吉貴

電池の向きを
きちんと見てね。

子ども

え〜っと、
こっちがプラスで・・・

リモコン クワガタムシ:タミヤ 楽しい工作シリーズ(新教育紀行)
子ども

出来た!
動かすね。

内野吉貴

そう、
やってみよう。

リモコン クワガタムシ:タミヤ 楽しい工作シリーズ(新教育紀行)
子ども

結構
早いね。

クワガタムシが、シャキシャキっと動きます。

思っていたよりも、スピードが早くて、キビキビ動きます。

内野吉貴

コントローラーの
レバーを動かしてみて。

子ども

こうやれば、
いいのかな・・・

二つあるレバーを上げ下げすると、右に回転したり、左に回転したりします。

リモコン クワガタムシ:タミヤ 楽しい工作シリーズ(新教育紀行)

連動して、ツノも結構高速で動きます。

カタカタっと、素早く動くクワガタムシ。

大人が見ても、動きが面白いです。

子ども

これは
面白いね!

子ども

こうしたら、
後に行くよ!

子ども

こうしたら、
右に行くよ!

内野吉貴

面白い
動きだね。

これで、初めてのリモコンの工作シリーズが完成しました。

シンプルな機構ですが、実に様々な動きをして、とても良く出来ています。

組立済みラジコン(タミヤ)

組立済みのラジコンで、遊ぶのも楽しいです。

組立済みのラジコンは、電池を入れる際に少し機構が垣間見えますが、ほぼ分かりません。

今回、二つのギアボックス・モーターと4本の電線がある「小さな機械」を作りました。

小学校高学年〜中学受験で、勉強する電気:電流・電圧・抵抗の問題。

工作シリーズなどの実際の工作物を作りながら、電気を身近に感じてみるのも良いでしょう。

ギア・モーターの構成は複雑で、電圧は遥かに大きいですが、電車の仕組みも似ている部分があります。

電気とは、とても密接なつながりのある現代社会。

電気がなかったら、何も出来ません。

新教育紀行
ペーパークラフト「戦艦大和」(歴史群像 学研)

電気がないので自動では動きませんが、「可動の仕組がある」ペーパークラフトも面白いです。

戦艦大和のペーパークラフトを制作した話を、上記リンクでご紹介しています。

このように「実際に工作してみる」ことで興味を持って、理科も楽しく学べると良いと思います。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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