前回は「楽しむ知育・工作 6〜作る醍醐味が感じられる「タミヤ楽しい工作シリーズ」・複雑な足の連動の組み立て・「出来る」という自信と磨き上げる勘〜」の話でした。
機械への興味を育む「タミヤ楽しい工作シリーズ」

片側3本で、両側で6本ある足が相互にリンクしました。
この「相互にリンクした足(脚)」がしっかり連動しているか、が非常に大事です。

うまく
出来ていそうだね。


ジョッキーの時は、この「足(脚)同士のリンク」に不具合がありました。
念のために、確認しましょう。



足を
動かしてみて。



他の足も一緒に
動くかな?



足は
どれでも良いの?



どれか一つ
手で足を動かしてみよう。





ちゃんと
動くね。
足(脚)同士の連携・リンクは大丈夫そうです。



もう少しだから、
作ってみよう。
リモコンなので、色で分けられた沢山のコードがあります。
それらのコードを束ねます。





こういう
風にすれば良いの?
コードをまとめるのは、タミヤの工作シリーズで初めてです。
「家電の長いコードを束ねる」のは、大人は見慣れていますが、初めてみる子どもは不思議そうです。



そう。
うまく出来ているね。



キュッと
引っ張ってみて。


束ねられている赤・青・黄・白色の四色のコードが、ブラブラしないように固定しました。
身近な電気と日常生活:電気とモーターの理解


子ここで、コントローラーをチェックします。
コードとコントローラーが、しっかりコードでつながっています。
電池を入れて、コントローラーを動かせば、クワガタムシは動くはずです。





電池を
入れるね。



電池の向きを
きちんと見てね。



え〜っと、
こっちがプラスで・・・





出来た!
動かすね。



そう、
やってみよう。





結構
早いね。
クワガタムシが、シャキシャキっと動きます。
思っていたよりも、スピードが早くて、キビキビ動きます。



コントローラーの
レバーを動かしてみて。



こうやれば、
いいのかな・・・
二つあるレバーを上げ下げすると、右に回転したり、左に回転したりします。


連動して、ツノも結構高速で動きます。
カタカタっと、素早く動くクワガタムシ。
大人が見ても、動きが面白いです。



これは
面白いね!



こうしたら、
後に行くよ!



こうしたら、
右に行くよ!



面白い
動きだね。
これで、初めてのリモコンの工作シリーズが完成しました。
シンプルな機構ですが、実に様々な動きをして、とても良く出来ています。


組立済みのラジコンで、遊ぶのも楽しいです。
組立済みのラジコンは、電池を入れる際に少し機構が垣間見えますが、ほぼ分かりません。
今回、二つのギアボックス・モーターと4本の電線がある「小さな機械」を作りました。
小学校高学年〜中学受験で、勉強する電気:電流・電圧・抵抗の問題。
工作シリーズなどの実際の工作物を作りながら、電気を身近に感じてみるのも良いでしょう。
ギア・モーターの構成は複雑で、電圧は遥かに大きいですが、電車の仕組みも似ている部分があります。
電気とは、とても密接なつながりのある現代社会。
電気がなかったら、何も出来ません。


電気がないので自動では動きませんが、「可動の仕組がある」ペーパークラフトも面白いです。
戦艦大和のペーパークラフトを制作した話を、上記リンクでご紹介しています。
このように「実際に工作してみる」ことで興味を持って、理科も楽しく学べると良いと思います。
次回は下記リンクです。