前回は「「暗記」ではなく「知識を習得」の姿勢〜定石を学ぶ大事さ・天才たちも最初は「定石を身につけて自分なりに昇華」・暗記習得して新たな能力を磨く姿勢〜」の話でした。
試験当日へ向けて:手を動かして予行練習
いよいよ関西圏は、まもなく入試当日となりました。
首都圏の山場は、残り20日程になりました。
算数は、これまでに取り組んだ問題の確実な習得目指して、しっかり復習しましょう。
ノートでも紙でも、頭で考えるだけではなく実際に手を動かしましょう。
考えることも大事ですが、手を動かすことは、とても大事です。
試験当日、「頭の中で考えた事」は採点者には伝わりません。
志願者の努力は、出来るだけ
読み取るが・・・
志願者の頭の中は分からないから、
書いて欲しい・・・
と採点者は考えています。
入学試験当日は「手を動かして、考えた事・分かった事」を表現する必要があります。
そのためには、「手を動かす事」は「入試当日の大事な予行練習」となります。
思考の整理:手を動かして理解
手を動かすことは、「試験当日の予行練習」だけではなく、思考の整理にも役立ちます。
しっかり手を動かして、もう一度しっかり考えて、理解しましょう。
そして、考え方・解法を再確認して、きちんと身につけましょう。
特に算数・理科は、ちょっとした絵・イメージなどを描くようにしましょう。
こういうことを「しっかりやっておく」と、試験当日も「手が動く」でしょう。
「手が動く」ことは、非常に大事なことです。
理科・社会の記述式・論理問題は、文章やグラフなどを理解する思考を復習しましょう。
出来る問題は「即答」
理科・社会の暗記問題に関しては、選択問題は4つ程度の文章が出ます。
それらの選択問題は、出来るだけ早く確定するようにしましょう。
そして、人名・出来事などを答える問題は、知っている問題は「即答出来るように」しましょう。
これは、
〜だ!
と分かることは、どんどん解答してゆきます。
これは、
何だっけ?
と「分からない」「知らない」問題があった時。
そういう問題は、当日必ずあるものです。
そういう「分からない問題」にこだわり過ぎず、他の問題を確実にしましょう。
特に小問形式の「出来る問題」は、問題文を見たら、
これは✖️で、
これは正しそうだから・・・
これかこれで迷うけど、
こっちが正しそう!
「パパッと手が動いて、解答に至る」ように心掛けましょう。
社会の問題は、知っている場合「パッと分かる」ように心がけましょう。
机の上で、瞬発力をつけて対応するイメージが良いでしょう。
当日をイメージして、頑張ってみましょう。
次回は下記リンクです。