前回は「親子で一緒に行ってみる体験〜貴重な映像が簡単に見れる環境と学び・「映像を見ること」と「実際に体験すること」の大きな違い・好奇心と興味を喚起する実体験・織田信長の安土城址〜」の話でした。
念願の安土城趾と岐阜城訪問
筆者は、小学生の頃から歴史が大好きでした。
学校でも中学受験でも歴史は大好きで、学習マンガの内容は、ほぼ全て頭に入っていました。
「好き」であることは、学ぶことがドンドン進むので、とても良いことです。
小学生の頃から織田信長が好きだったので、
岐阜城とか
安土城趾とか行ってみたいな・・・
「岐阜城とか安土城趾とか行ってみたい」と、ずっと思っていました。
学生時代から国内外、色々なところを旅しました。
大阪や京都は何度も行っていますが、どうしても関西方面は大阪・京都・奈良などが優先です。
学生時代は岐阜や名古屋は新幹線で、いつも通過していました。
そろそろ
岐阜城だな・・・
こう思うものの、
そのうちに
行こう・・・
「そのうちに」と思っていたら、大学院生も終わってしまい、20代半ばとなりました。
「そのうちに・・・」と思っていると、意外と「やらずに時間だけ過ぎる」ことが多いものです。
そして、30歳が見えてきた頃に、
やはり岐阜城・安土城址へは
行こう!
こう考えて、休みに岐阜城と安土城趾に実際に行ったのは、社会人になってしばらくした20代後半でした。
やっと、
岐阜城に来た・・・
小学生の頃から歴史が好きで、中学一年生頃から、特に「行ってみたい」と思い続けてきた岐阜城。
金華山の山頂にある岐阜城を見て、感慨に耽ったものです。
そして、岐阜県の隣の滋賀県に向かって、安土城趾に向かいました。
やっと、
安土城に来た・・・
その場所にしかない「匂いや空気感」
安土城は山城ですが、それほど高い山ではありません。
小高い山ですが、石段は結構急な階段です。
山頂に登ってみましょう。
この地で織田信長は、
夢を描いたんだな・・・
現地では、信長に思いを馳せて、様々な思いに浸りました。
なんでも実際に行ってみたり、やってみることは大事です。
その場所にしかない景色は映像でも体験できます。
その場所にしかない「匂いや空気感」などの「独特の何か」は必ずあります。
美しい琵琶湖が臨めます。
中世:信長の頃から近世の江戸時代にかけて、水運(船)は非常に重要でした。
まだ自動車も飛行機もない時代です。
実体験を大事に:「実際に行ってみること・実行すること」の大事さ
安土城趾は、京都のすぐ近くにあります。
そして、陸路よりも琵琶湖の水運で「緊急時に京都に素早く駆けつけられる」位置にありました。
今は、琵琶湖は多くは観光資源ですが、近世に至るまで「地域の水瓶」として土地を潤してきました。
滋賀県は、日本有数の米の産地として農業も産業も大きく栄えた国だったのです。
昔は近江という地名で、一部にまだ残っています。
京都に近く交通の要衝で、産業・農業が非常に発達した非常に重要な場所でした。
近江などに関する「旧国名の由来」に関する話を、上記リンクでご紹介しています。
もし歴史がお好きだったり、城が好きでしたら、子どもも一緒に連れて行ってあげましょう。
子どもが小学校低学年なら、
織田信長って
誰?
「信長って誰?」となるでしょう。
それでも、行ってみたら、
そういえば、昔
みんなでお城に行ったね・・・
後になって、日本の歴史の一つの舞台ある場所に実際に行ってこと。
歴史的重要性のことは別として、本人は覚えてくれているかもしれません。
自分の行きたいところに行けて、子供も歴史や地理に詳しくなって、一石二鳥です。
なにより「実際に行ってみよう!」が大事であることがわかるのは、生涯に渡って貴重な経験になります。
そして、実際に体験したことは頭脳に記憶されます。
歴史・地理など関連する事項を勉強する際に頭にどんどん入っていきます。
「自分の趣味」とばかりではなく、
子どもと
一緒に行けば、楽しい!
「子どもも自分も楽しい」と考えて、行きたいところに行ってみましょう。
子ども本人に対して、「実際に行ってみること・実行すること」の大事さを伝えましょう。
〜に言ってみたら、
色々なことが分かって楽しかった!
それは将来にわたり、子どもにとって大きな財産になるのではなるでしょう。
次回は下記リンクです。