前回は「子どもの考える力・学力・主体性を伸ばす方法〜ガチャガチャと子ども・ガチャガチャも考えるキッカケに〜」の話でした。
ガチャガチャと子ども:急増したガチャガチャ
僕が小さな頃であった1980年代、おもちゃ屋さんなどにあったガチャガチャ。
2000年代頃から、急速に増加して今や量販店や本屋さんの一角にガチャガチャコーナーがあります。
ゲームセンターの一角にもありますが、「ガチャガチャのみ」の店舗まで登場しました。
そのような「ガチャガチャ専用店舗」に行ってみると、結構賑わっています。
たくさんの
人が来ているね・・・
中には、人気の通りの路面店である場合もあって、かなり高い賃料が見込まれます。
高い賃料を支払っても「運営出来る来客がある」ことになり、かなりの人気です。
僕が小さい頃はガチャガチャと言ったら、男子・男性のイメージでした。
現代はだいぶ異なり、女子・女性も数多く見受けられます。
日常生活において、男性・女性の境目がなくなってくるのは良いことが大きいようにも思います。
とにかく、大人気のガチャガチャは、大人から見ても魅力的なものもあります。
ガチャガチャを選ぶ:自分の目的を考える
「あんぱんまんのオモチャ」のガチャガチャを、子どもが
これ、
やりたい!
と言った時。
こういう時は、他のガチャガチャに比べて、
なぜ、
これがいいの?
どれが
欲しいの?
と聞いてみましょう。
年齢にもよりますが、子どもなりに考えます。
子どもはいろいろなガチャガチャを見て、比較し始めるでしょう。
やっぱり、
こっちがいいかな・・・
こっちの方が
面白いかな・・・
子どもたちは「なぜ欲しいか」「どれが欲しいか」を答えるでしょう。
せっかくお金を使うことと同時に、子どもたちも時間を使うガチャガチャ。
一回やっていいから、
ちゃんと選んでね。
と親が言えば、
じゃ、
これにする!
子どもは自ら考えて、「自分の目的」を決定するでしょう。
子どもの思考力を養う:ガチャガチャの中身を推測
さらに、中身をちょっと眺めてみましょう。
最近のガチャガチャは、昔と異なってボールもカラフルです。
ボールのカラーは、内部のおもちゃのカラーに合わせたボールであることが多いです。
中身とボールの色が一致していることが多いです。
子どもが「欲しい」といったおもちゃは、何色のボールに入っているでしょうか。
そのボールは、次にガチャガチャをしたら出てきそうな場所にあるでしょうか。
これらは「分からない」場合もあります。
すぐに100円玉をいれてガチャガチャをせずに、少しの間子どもと一緒に考えましょう。
なんでも考えることは大事です。
大抵の子ども、特に男の子は「ガチャガチャをやる」のをとても楽しみにしています。
子どもにとっては貴重な経験の一つです。
僕も小学生の頃に「キンケシ」のガチャガチャを沢山やったのを覚えています。
同じように「ああ、やったね」という読者も、大勢いらっしゃることでしょう。
「たかがガチャガチャ」ではない姿勢で、子どもたちにも考えてもらいましょう。
「ガチャガチャをする」ことも楽しみながら、学びの一つにしてみること。
それもまた楽しい思い出になり、子どもの思考力が養われるでしょう。
次回は下記リンクです。