プラモデル作りから養う立体感覚〜小さな子どもと一緒にプラモデル作成・子どもの自発的な「作りたい」気持ち〜|子どもの想像力

前回は「プラモデル作りが育むサイエンス的発想〜子どもの知的刺激・子ども青少年少女の教育と受験・学ぶことの目的意識を持つ大事さ〜」の話でした。

目次

小さな子どもと一緒にプラモデル作成

新教育紀行
ガンダムのプラモデル(新教育紀行)

プラモデルは、基本的に男の子向けかも知れません。

女の子がプラモデルを作るのは、比較的少ないように思います。

世の中にあるプラモデルは、ガンダム・自動車・飛行機・戦車・軍艦・・・・、大体が男の子向けです。

「プラモデル 女の子」で検索すると、ドールハウスなどが出てきます。

やはり基本的に「女の子には向かない」のかも知れません。

ならば、プラモデルの話は女の子には関係ないかも知れません。

我が家は、男の子二人の子どもがいます。

僕が模型作りやプラモデル作りが好きなので、小さい頃からプラモデルを一緒に作っています。

「一緒」と言っても、小さい頃はほとんど僕が作って、

これを作るから
見ててね・・・

と言って、見るようにしてもらっています。

子どもの自発的な「作りたい」気持ち

新教育紀行
ガンダムのプラモデル(新教育紀行)

プラモデルは、実に多岐に渡ったものがあって、子ども向けからプロ向けまであります。

最初は、子どもでも分かりやすいプラモデルを作りました。

ガンダムをちょっとデフォルメした「三国志シリーズ」です。

子どもと一緒に量販店に行って、

好きなガンダム
選んでみて。

う〜んと・・・
これがいいかな・・・

と選んだガンダム三国志プラモデルを僕がいくつか作りました。

最初は「難しそうに見えた」プラモデル作成も、慣れてくると、

ここはちょっと
僕がやってみる!

と子どもが自発的に「作りたい」気持ちになります。

僕がたくさん作ってあげたので、最近はこのプラモデルは、

自分で
作れるよ!

子ども自身が作れるようになりました。

これらは「子ども向け」のプラモデルですが、「子ども向け」といっても、実によく出来ています。

関節部分がしっかり動くようになっていて、一緒に眺めていると、ついついこちらまで、

なるほどね・・・
ここがこうなって、そうかぁ〜・・・

と感心してしまいます。

こういうプラモデルを作り続けているメーカーの方々は、すごいと思います。

バンダイ・タミヤ・フジミ模型などの会社の方々は、子ども〜大人にとって、とても大事な存在です。

色々とプラモデルのパーツを眺めていると、

パーツはどうやって
作っているんだろう。

と不思議に思ってしまいます。

プラモデル作りから養う立体感覚

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ゾイドをつくる(新教育紀行)

今は、全体的なデザインをCADみたいなソフトで作ったら、ある程度は自動化されているかも知れません。

パーツの金型を作って、あとは「大体自動でプラモデルが出来る」かも知れません。

小さなパーツ・部品を組み合わせてゆくと、全体が出来上がってゆきます。

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ガンダムのプラモデル(新教育紀行)

「複雑なものも、一つ一つパーツから出来ている」事が実感できます。

それを見ているのは楽しいし、「自分で作ってみる」経験は非常に大事です。

立体感覚を養うことにもつながります。

こういう経験を積むことと、「中学受験の立体問題」が解けるようになることは、別です。

でも、小さい頃に自分で「立体を作った」ことは、なんらかの「立体化」のイメージができるでしょう。

特に男の子には、どんどんプラモデルを作って見せて、作ってもらうのは大変良いことです。

子どもの幅広い好奇心・ものづくりの心が養えます。

そして、中学受験をお考えの方にとっても、大きな学力の潜在的向上があるでしょう。

新教育紀行

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