自宅で植物を育てる体験〜マンションのバルコニーや戸建住宅の庭で育てる植物・子どもに「植物の成長」を描いてもらう〜|子どもと植物1・理科の教育

前回は「公式を理解して成績アップ〜かっ車の動きを実験・観察する・実験を楽しむ姿勢・実験は貴重な機会・疑似体験から生まれる「学ぶ楽しみ」・実体験と疑似体験〜」の話でした。

目次

自宅で植物を育てる体験

新教育紀行
庭・バルコニーでの植物栽培(新教育紀行)

小さな子ども〜小学生のいらっしゃるご家庭は、ぜひご自宅で植物を育てると良いと思います。

学校で何か育てていることが多いですが、それとは別に「自分達だけ」の植物を植えましょう。

僕はマンションに住んでいるので、バルコニーで植物を育てています。

時々、土いじりをするのが気晴らしにもなるので、子どもと一緒に楽しんでいます。

内野吉貴

ちょっと来て、
一緒に種を植えようよ。

子ども

うん!
やってみる!

子どもは小学校で色々と植物を育てていますが、「自分の好きなもの」を植えようと思いました。

たまたま種があったのですが、

内野吉貴

ちょっと一緒に
種を買いに行こう!

子ども

うん!
行く!

子どもと一緒に街に出て、種を買いに行きました。

街中の花屋さんやホームセンターなどで、種は手頃な価格で手に入ります。

内野吉貴

どの種を
植える?

こう尋ねて、子ども自身に決めてもらいました。

子ども

う〜ん・・・
どれがいいかな・・・

しばらく悩んでいた子どもは、

子ども

これにする!
これがいい!

子どもが指さす種が、大根だったりすることもあります。

内野吉貴

大根は、
ちょっと難しそうかな・・・

こういう時は、

内野吉貴

この辺りで
どうかな?

「ある範囲の中」から選んでもらうのも良いでしょう。

子ども

これにする!
これを植えたい!

内野吉貴

じゃ、
それにしよう!

植える種を自分で決めてもらいました。

子どもが決めたのが、豆でした。

親が「これを植えよう」と種を与えても良いですが、「自分で種を決める」のも大事です。

小学校などでは「一斉教育」のために、「種を自分で決める」状況にはなかなかできません。

本来は、たくさんの種があって、先生が、

小学校の先生P

みんな、ちょっと
来て!

小学校の先生P

この中から、
自分の好きな種を選んで植えよう!

この様に「子どもに選んでもらう」のが望ましいと考えます。

実際には、種によって生育状況が異なるので、難しいでしょう。

小学校の先生P

みんな、今日は
この種を植えます!

その結果、「みんな同じ種を植える」ことになると考えます。

出来るだけ「みんなで一緒に同じこと」を教育する方針の日本の教育では、難しそうです。

筆者は、こういう「選ぶこと」からも、個性は育つと思います。

マンションのバルコニーや戸建住宅の庭で育てる植物

新教育紀行
蚕糸の森アパートメント(新教育紀行)

戸建にお住まいの方は、植物を育てやすい環境でとても良いです。

マンションの場合、日当たりや場所などから、なかなか難しい環境ですが、ぜひやってみましょう。

上の写真は、豆を種から植えてみたら、芽が出てきて成長してきた状況です。

種から植えると、全然芽が出てこないこともあります。

ちょっと「種を植える」ことでも、なかなかうまくいかないことがあって、それも発見です。

この豆はみるみる芽が出て、どんどん伸びます。

種・プランター・土などは、ネットで購入しても良いでしょう。

できれば子どもと一緒に買いに行きましょう。

内野吉貴

どのプランターが
いい?

ホームセンターには、同じ形で違う色のプランターもあります。

子ども

これに
する!

子どもに「植物の成長」を描いてもらう

新教育紀行
庭・バルコニーでの植物栽培(新教育紀行)

そして、子どもが選んだ豆の種は、しっかりした茶色の種でした。

内野吉貴

「ジャックと豆の木」
みたいだな

こんなことを思いながら、すくすく成長する豆を見て、日々楽しんでいます。

よく見てみると、なかなか面白いです。

子どもよりも、筆者が楽しんでいるところもあります。

親も一緒に楽しむと、子どもにとっても良いように感じます。

子どもたちにも、よく観察してもらいましょう。

できたら、絵を描いてもらいましょう。

男子小学生

絵は
得意じゃないから・・・

多くの子どもは「絵はちょっと・・・」と言うでしょうが、

内野吉貴

いいから、自分なりに
描いてみなよ。

内野吉貴

上手くなくても
良いから・・・

子どもには「上手くなくても良いから」と描いてもらうと良いです。

描いてみると、「見えてなかったこと」に色々と気づくことが多いです。

それもまた楽しいことで、様々なことに興味・好奇心を持ってもらうキッカケとなるでしょう。

そして、理科に少しでも興味を持てば、小学校高学年〜で学力アップにつながるでしょう。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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