子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 15〜自由の中で自分の個性を発揮・好きな向きに設置・何事もやってみて慣れる・出来るようになる気持ち・イメージする大事さ・実際にやってみてイメージを膨らませる〜|鍛える創造力

前回は「子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 14〜育む「きちんと出来る」自信・丁寧にやってみる大事さ・「同じ感じ」だから「出来るはず」と思う大事さ〜」の話でした。

目次

自由の中で自分の個性を発揮:好きな向きに設置

小さな機銃を設置して、艦橋付近が、だいぶ出来てきました。

同じような小さなパーツを作成して、数多くの機銃を設置します。

内野吉貴

好きな向きに
つけてみて。

子ども

すごくたくさん
つけるんだね。

機銃などは、ある程度「設置する方向」が自由なので、「向きを考えながら」つけてもらいます。

子ども

こういう感じで
いい?

内野吉貴

いいよ、
どんどん付けてみて。

内野吉貴

うまく
付けられたね。

プラモデル・ペーパークラフトなどの製作物は、ほぼ「作り方」が決まっています。

その中でも、「向きなどを自由にできる」ところがあります。

そういう「自由な部分」は、ぜひ子どもには「考えてつけてもらう」ようにしましょう。

「自由の中で、自分の個性を発揮してもらう」のが良いと思います。

何事もやってみて慣れる:出来るようになる気持ち

いよいよ終盤になってきました。

砲塔を支えるパーツを作ります。

内野吉貴

この円を、
少しずつ切ってみて。

子ども

これは、
できるよ!

円の外側は、子どもが切りました。

まだ少し歪ですが、ハサミで少しずつカットして、子どもなりに丁寧に切ってもらいました。

このギザギザは筆者が切りましたが、

内野吉貴

このギザギザを
切るのも、慣れてきた・・・

なかなか大変なこの作業も、慣れてきました。

子ども

出来るように
なったよ!

何事もやってみて、慣れて、出来るようになる気持ちを持つことは大事です。

自転車に乗ることも、自動車の運転も「最初は難しかった」のですが、慣れたら出来るようになります。

子どもが何かを作ることも、学ぶことも「やってみて、出来るようになる」ことが大事です。

円柱状のパーツが出来ました。

このパーツが、砲塔と船体を繋ぐパーツとなります。

円形の砲塔を、グッと船体に差し込んで行きました。

設置するのは、子どもにやってもらいました。

子ども

上手く
差し込めてたよ。

内野吉貴

上手く
出来たね!

子ども

ここに、
大砲が乗るのかな?

内野吉貴

ここに載せると、
大砲が回るね。

子ども

そっかぁ。
面白いね。

シンプルな機構ですが、とても良く出来ています。

イメージする大事さ:実際にやってみてイメージを膨らませる

いよいよ砲塔を作成します。

複雑なパーツですが、子どもに切ってもらいました。

内野吉貴

うまく切れているけど、まっすぐなところは、もう少し
綺麗に切ろうね。

子ども

うん。
分かった!

もともと「カッターで切る」想定のパーツなので、ハサミで切るのは結構難しいです。

少しずつ慣れて、楽しみながらきれいに切れるようになりました。

内野吉貴

これは、
どうやって作ると思う?

子ども

こういう
感じ?

このパーツが亀の甲のような形になるのは、イメージ出来てきたみたいです。

内野吉貴

そうだね。
そういう感じだよ。

小学校・中学受験の算数・理科は、「しっかりイメージする」ことが非常に大事です。

そのイメージが出来ていれば、難しい問題でも「基本から」考えてゆくことが出来ます。

そして、難しい問題もしっかり描いてイメージすると、出来るようになります。(上記リンク)

そういうイメージを膨らませることは、「実際にやってみる」のが一番良いと思います。

次回は、砲塔を作成します。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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