前回は「子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 12〜船から戦艦へ・完成のイメージ・斜めの曲面を展開する・切って広げる・円錐の展開図・知恵を生む「ものづくりの経験」〜」の話でした。
「少しずつ出来るようになる」体験
とても小さく、複雑な形状のパーツ。
難しそうだよ・・・
と言いながらも、
一生懸命取り組んでみたら、
出来たよ!
非常に小さなパーツですが、「作成した経験」から、子どもが作成できるようになりました。
これも、ちょっとした成長です。
学びでも運動でも、「一気に成長する」のは不可能です。
こうして、「少しずつ出来るようになる」体験を重ね、「少しずつ・着実に成長する」のが望ましいでしょう。
子どもに「自分の成長」を実感させる大事さ
また複雑な形状のパーツが、出てきました。
これまでに比較して、サイズはそれほど小さくないですが、このギザギザなどを丁寧に切るのが大変です。
上の写真のパーツは、細かな部分以外は、子供に切ってもらいました。
これ切るの、
大変だったよ。
上手く
切れているね。
ペーパークラフトを作り始めた戦車の頃と、比較してみましょう。
この時より、パーツの形状が複雑ですから、「少しずつ上手くなっている」のが分かります。
だいぶ
上手くなってきたね。
少しずつ出来るように
なってきたよ・・・
子どもは嬉しそうです。
子どもに「自分の成長」を実感させることは、非常に大事です。
こうして、少しずつ「達成感」を感じることが、成長には大事だと思います。
色々な角度から見る姿勢:立体感を身につける
複雑な形状ですが、なんとか折り込んで、パーツが完成しました。
このあたりは、難しいので、僕が作成しました。
艦橋後部に設置します。
うわっ、
戦艦になってきた。
かっこいいね。
小さな砲塔のパーツです。
これまでにたくさん作成すると、「どのようにパーツを組むか」が予想できるようになりました。
砲塔を設置して、艦橋付近が立派になってきました。
こっちからも
見てみて。
ペーパークラフトやプラモデルを作成したら、ぜひ様々な角度から見るようにしてみましょう。
この「裏側からも見られる」のが、プラモデルなどの模型の非常に良い点です。
立体を様々な角度から見ることは、立体感覚を養うでしょう。
非常に細かいパーツが続きますが、作成を続けてゆきます。
次回は下記リンクです。