子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 13〜「少しずつ出来るようになる」体験・子どもに「自分の成長」を実感させる大事さ・色々な角度から見る姿勢・立体感を身につける〜|鍛える創造力

前回は「子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 12〜船から戦艦へ・完成のイメージ・斜めの曲面を展開する・切って広げる・円錐の展開図・知恵を生む「ものづくりの経験」〜」の話でした。

目次

「少しずつ出来るようになる」体験

とても小さく、複雑な形状のパーツ。

子ども

これは
難しそう・・・

子どもはこのように言いながらも、少しずつ一緒に制作を進めてゆきました。

一生懸命取り組んでみたら、

子ども

上手く
出来たよ!

非常に小さなパーツですが、「作成した経験」から、子どもが作成できるようになりました。

内野吉貴

上手く
出来たね!

これも、ちょっとした成長です。

学びでも運動でも、「一気に成長する」のは不可能です。

「少しずつ出来るようになる」体験を重ね、「少しずつ・着実に成長する」のが望ましいです。

子どもに「自分の成長」を実感させる大事さ

また複雑な形状のパーツが、出てきました。

これまでに比較して、サイズはそれほど小さくないですが、このギザギザなどを丁寧に切るのが大変です。

上の写真のパーツは、細かな部分以外は、子供に切ってもらいました。

子ども

これ切るの、
大変だったよ。

内野吉貴

上手く
切れているね。

ペーパークラフトを作り始めた戦車の頃と、比較してみましょう。

この時より、パーツの形状が複雑ですから、「少しずつ上手くなっている」のが分かります。

ペーパークラフトの戦車を作成する話を、上記リンクでご紹介しています。

内野吉貴

だいぶ
上手くなってきたね。

子ども

少しずつ出来るように
なってきたよ・・・

子どもは嬉しそうです。

子どもに「自分の成長」を実感させることは、非常に大事です。

こうして、少しずつ「達成感」を感じることが、成長には大事だと思います。

色々な角度から見る姿勢:立体感を身につける

複雑な形状ですが、なんとか折り込んで、パーツが完成しました。

このあたりは、難しいので、僕が作成しました。

艦橋後部に設置します。

子ども

うわっ、
戦艦になってきた。

内野吉貴

なかなか、
かっこいいね。

小さな砲塔のパーツです。

これまでにたくさん作成すると、「どのようにパーツを組むか」が予想できるようになりました。

砲塔を設置して、艦橋付近が立派になってきました。

内野吉貴

こっちからも
見てみて。

ペーパークラフトやプラモデルを作成したら、ぜひ様々な角度から見るようにしてみましょう。

この「裏側からも見られる」のが、プラモデルなどの模型の非常に良い点です。

立体を様々な角度から見ることは、立体感覚を養うでしょう。

非常に細かいパーツが続きますが、作成を続けてゆきます。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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