前回は「子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 7〜一つできたら、どんどん出来る体験・「難しそうだと思ったけど、やってみたら出来た」経験・「きれいに」よりも「丁寧に」やってみる〜」の話でした。
「一度やって出来た経験」から「やれば出来る」へ
かなり複雑なパーツが出てきました。
内野吉貴このパーツ
切ってみて。
子どもうん。
分かった。
ペーパークラフト戦車を作成していた頃は、敬遠していた「パーツを切る」こと。
子どもだんだん
出来るようになったよ！
慣れてきたので、率先してやってくれます。
「一度やって出来た経験」があると、自信ができて「やれば出来る」と思うのでしょう。
内野吉貴上手く
切れたじゃない。
子どもうん。
切れたよ。
部分的に甘いところがありますが、ハサミで切っている割には、なかなか良い出来です。
内野吉貴これは、
どんな形になるだろう？
子どもそれは
分からないよ。
複雑な折れ目ですが、折れ目に軽くカッターを入れて、折りやすくします。
内野吉貴折って
みようよ。
子どもうん、
やってみる。
二次元の紙を折って三次元の立体へ
折り目を折ってゆくと、形が出来てきました。
子どもなんか、
出来たね。
内野吉貴いいね、
出来たじゃん！
内野吉貴上手く
作れたね。
子どもうん、
出来たよ。
子どもは、嬉しそうです。
内野吉貴ボンドつけるから、
貼ってみて。
子どもうん、
やってみるよ。
ちょっと複雑ですが、丁寧にやってもらいます。
内野吉貴急がなくていいから、
丁寧にやってみよう。
子どもこうかな？
出来たよ。
結構小さなパーツですが、一生懸命子どもが作成しました。
内野吉貴綺麗に
出来ているね。
子ども上手く出来て、
良かった！
続けて、複雑なパーツを切ってゆきます。
内野吉貴なかなか綺麗に
切れているよ。
子どもうん。
上手く出来たよ。
少し白い部分が残っているのは、カッターで切ってあげます。
これも複雑な形状ですが、カッターで折り目にラインを入れて、子ども自身に折ってもらいます。
しっかりと着実に進めてゆく姿勢
子どもだんだん
出来てきたね。
だんだん形が見えてきて、だいぶ自信が、できたようです。
これで、似たようなパーツを作ることは
子どもこれなら
出来る！
「出来る」と思えるでしょう。
このように、小さな子どもが「少しずつ・着実に」進めてゆく経験をすること。
これは、非常に大事だと思います。
中学受験の算数も「基礎をしっかり、着実に」学んでゆくと、ある時に学力が急に上がります。
多くの受験生は、
男子小学生たくさんの問題を
解いた方が、成績が上がる！
「問題数をこなす」ことに気持ちがいってしまいがちです。
ここで、算数や理科は「しっかり・着実に」という姿勢を大事にしましょう。
それは、中学〜高校の学びにおいても非常に大事で、大学受験でも大事な姿勢です。
次回は下記リンクです。
