前回は「子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 6〜「やってみたら出来る」こと・トライしてみる気持ち・小さなパーツ・「出来る」と思う気持ちから成功へ・難しいことへ挑戦〜」の話でした。
一つできたら、どんどん出来る体験
大人から見ても、非常に小さなパーツです。
子どもから見たら、ひょっとしたら相対的にパーツの大きさが「大きく感じられる」かも知れません。
その辺りの「感覚」は分かりませんが、小さなパーツを作ってみましょう。
円に丸めるので、丸い鉛筆で少し巻きグセをつけます。
内野吉貴鉛筆に巻いて、
少しクルクルやってみて。
内野吉貴こんな
感じだよ。
子どもうん。
これは出来るよ。
鉛筆で、丁寧に巻きグセをつけて、
子どもこうやって、
クルクルすればいいんだね。
接着してゆきました。
なんとか、6個完成しました。
とても小さなパーツですが、一つできたら、どんどん出来ました。
内野吉貴これを
戦艦大和につけてみよう。
子ども小さいから、
難しそう・・・
内野吉貴これ作れたから、
出来るよ。
子どもうん。
やってみる。
子どもは、自分で作成したパーツを付けるのは、積極的な気持ちになります。
「難しそうだと思ったけど、やってみたら出来た」経験
大和の艦橋付近の高角砲を、周囲の羽のような部分で、本体に接着します。
子ども少しずつ
出来てきたね。
子どもは、とても嬉しそうです。
自分で作った経験は、一つ一つが子どもにとって財産になると思います。
気分が乗ってきたのか、
子どもこれも
貼ってみるね！
勧めなくても、自発的にどんどん接着を進めます。
「難しそうだと思ったけど、やってみたら出来た」経験。
そのような「出来た」経験は、子どもにとっても大人にとっても大事な経験です。
6ヶ所全部、接着完了しました。
内野吉貴上手く
出来たね。
子どもうん。
ちゃんと貼れたよ。
「きれいに」よりも「丁寧に」やってみる
少しずれている部分がありますが、概ねきれいに貼れています。
「きれいに貼れる」方が良いですが、
子ども一生懸命
貼ったよ！
「丁寧にやってみた」ならば「きれいかどうか」は、あまり重要とは思いません。
「丁寧にやってみる」ことが大事です。
「雑にやる」のではなく「丁寧にやってみる」経験は、学ぶ上では非常に大事です。
描くときも「上手い・上手くない」よりも「丁寧に描く」姿勢が大事です。（上記リンク）
「丁寧にやる」姿勢は、中学〜大学受験においても重要な姿勢です。
模試などで、
男子中学生あっ、
うっかり気づかなかった！
男子中学生計算ミスで、
出来るはずができなかった！
このような経験は誰しもあります。
小さな頃から、「丁寧に」「じっくりと」やってみる経験を少しずつ実行することは大事です。
かなり複雑なパーツが出てきました。
大きいパーツ、小さいパーツ、様々ですが、切るのも大変そうです。
内野吉貴これ、
どんな形になると思う？
子どもう〜ん、
どうなるかな・・・
大人は説明書を読んでいるので分かりますが、説明書を読まないと、大人も考えてしまうパーツです。
続けて、楽しみながら、丁寧に作成してゆきます。
次回は下記リンクです。
