前回は「子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 5〜井桁状のパーツ・作成の要領を理解して同じように作成・仕組みを理解・発見する喜び・仕組みを発見〜」の話でした。
「やってみたら出来る」こと
ペーパークラフト戦艦大和の「骨組」がしっかり作られて、いよいよ佳境になります。
甲板を貼ってゆきます。
後側の甲板のパーツを貼り付けます。
このパーツは複雑な形状ですが、大きいので、子どもに切ってもらいました。
これは、
大きいから切ってみな。
ゆっくりでいいから、
丁寧に切ってみよう。
うん。
やってみるね。
上手く
切れたね。
難しかったよ。
でも出来たよ!
入隅部分は、少し切り残しがありますが、ハサミで切るのは難しいので、カッターで切ります。
ボンドつけるから、
貼ってみて。
うん。
やってみるよ。
きれいに
貼れたね。
うん。
出来るようになってきた。
「難しい」と思うことも、「やってみたら出来る」ことが多いのが現実です。
「出来ない」と思っていて、やらないと「出来ないまま」になってしまうでしょう。
トライしてみる気持ち:小さなパーツ
また、小さなパーツが出てきました。
鉛筆よりも、大分小さなパーツです。
これは
僕が切るね。
僕が切って、僕が作ると思っている子ども。
作ってみて。
え〜。
出来ないよ。
一つ作るから、
真似してみて。
うん・・・
明らかに気が乗らなそうですが、やってもらいます。
丸い鉛筆で少し慣らして、曲がりクセをつけて、接着です。
小さくて、
難しいよ・・・
丁寧に、
作ってみよう。
小さなパーツの接着面は、ピンセットで挟んで、数秒〜10秒程待っていると付きます。
あっ、
出来たよ。
やれば、
出来るじゃない。
他のも、
やってみよう。
うん。
「出来る」と思う気持ちから、成功へ:難しいことへ挑戦
完成したパーツも非常に小さいですが、なんとか小学生2年生の子どもが作成しました。
上手く
出来ているよ。
なんとか、
出来たよ。
中学〜大学受験においても、「合格できないかも」とか「出来ないかも」とは思わないことです。
そう思っていると、「心が出来ない」と思っているので、良い方向に行かないでしょう。
実の兄弟や、知っているお兄さん・お姉さんが、志望校に合格すると「僕・私も出来るかも」と思えます。
そういう実例がある方の方が、「結果に強い」のが現実でしょう。
そういう方が身近にいなければ、合格体験記等で自分なりに「合格する」「出来る」と思うことが大事です。
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