前回は「子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 4〜甲板・複雑な形状を鋏でカットとても小さなパーツ・接着面の確認・井桁のパーツ・子どもが自分で考える姿勢〜」の話でした。
井桁状のパーツ
谷折りで折り返して、細長い部分で接合するパーツが登場しました。
上のパーツで一部歪な部分がありますが、本来カッターでバシッと切るのを子どもがハサミで切りました。
細長い部分は、筆者がカッターで切断しました。
曲面・曲線ばかりの戦艦大和ですが、初めて、比較的直線が多いパーツが出てきました。
これは、
何かな?
う〜ん。
なんだろう・・・
とりあえず、
作ってみよう。
なんか、
出来てきたね。
そうだね。
これが、全部でどういう形になると思う?
四角いのが、
たくさん出来そう。
作成の要領を理解して同じように作成:仕組みを理解
作成の要領を教えて、続けて作ってもらいます。
こうやって差し込むと
良いんだね・・・
なんか、
面白いね。
これで
出来たかな?
上手に
出来たね!
思ったよりも、上手に組み上げました。
部分的ですが、全部作って、
上手く
出来たよ!
子どもは満足そうです。
これは、
なんだろう?
うん・・・
なんだろう・・・
ちょっと、
角度変えて見てみよう。
ガッチリ
しているね。
戦艦大和に
入れてみよう。
うん、
入れてみるね!
発見する喜び:仕組みを発見
あっ、
分かった!
これで、
大和がガッチリするね!
そうだね。
これで両側を持っても、カチッとしているね。
白い井桁状のパーツは、戦艦大和の曲面を支える骨組の役割でした。
こうなるんだ・・・
面白いね。
ここ、
押してみて。
曲面の撓みやすい部分も、
ガッチリ
しているね!
骨組でしっかり、ガッチリです。
船の上甲板を作ってゆきます。
全部、子どもが切りましたが、だいぶ上手くなってきました。
これを、
貼ってみよう。
うん。
貼ってみるね。
戦艦大和に
なってきたね。
骨組みの部分を、見てみましょう。
ここに、さっき作った白いパーツが
入っているね。
そうだね。
完成したモデルを見ても、こういう仕組みは分からないことがあります。
こういう仕組みは「作成したから分かる」のです。(上記リンク)
プラモデルと同じで、「作成する経験」が様々な仕組みを「自然と理解する」ことにつながります。
次回は下記リンクです。