子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 5〜井桁状のパーツ・作成の要領を理解して同じように作成・仕組みを理解・発見する喜び・仕組みを発見〜|鍛える創造力

前回は「子どもと戦艦大和のペーパークラフトをつくる 4〜甲板・複雑な形状を鋏でカットとても小さなパーツ・接着面の確認・井桁のパーツ・子どもが自分で考える姿勢〜」の話でした。

目次

井桁状のパーツ

谷折りで折り返して、細長い部分で接合するパーツが登場しました。

上のパーツで一部歪な部分がありますが、本来カッターでバシッと切るのを子どもがハサミで切りました。

細長い部分は、筆者がカッターで切断しました。

曲面・曲線ばかりの戦艦大和ですが、初めて、比較的直線が多いパーツが出てきました。

内野吉貴

これは、
何かな?

子ども

う〜ん。
なんだろう・・・

内野吉貴

とりあえず、
作ってみよう。

子ども

なんか、
出来てきたね。

内野吉貴

そうだね。
これが、全部でどういう形になると思う?

子ども

四角いのが、
たくさん出来そう。

作成の要領を理解して同じように作成:仕組みを理解

作成の要領を教えて、続けて作ってもらいます。

子ども

こうやって差し込むと
良いんだね・・・

子ども

なんか、
面白いね。

子ども

これで
出来たかな?

内野吉貴

上手に
出来たね!

思ったよりも、上手に組み上げました。

部分的ですが、全部作って、

子ども

上手く
出来たよ!

子どもは満足そうです。

内野吉貴

これは、
なんだろう?

子ども

うん・・・
なんだろう・・・

内野吉貴

ちょっと、
角度変えて見てみよう。

子ども

ガッチリ
しているね。

内野吉貴

戦艦大和に
入れてみよう。

子ども

うん、
入れてみるね!

発見する喜び:仕組みを発見

子ども

あっ、
分かった!

子ども

これで、
大和がガッチリするね!

内野吉貴

そうだね。
これで両側を持っても、カチッとしているね。

白い井桁状のパーツは、戦艦大和の曲面を支える骨組の役割でした。

子ども

こうなるんだ・・・
面白いね。

内野吉貴

ここ、
押してみて。

曲面の撓みやすい部分も、

子ども

ガッチリ
しているね!

骨組でしっかり、ガッチリです。

船の上甲板を作ってゆきます。

全部、子どもが切りましたが、だいぶ上手くなってきました。

内野吉貴

これを、
貼ってみよう。

子ども

うん。
貼ってみるね。

子ども

戦艦大和に
なってきたね。

骨組みの部分を、見てみましょう。

内野吉貴

ここに、さっき作った白いパーツが
入っているね。

子ども

そうだね。

完成したモデルを見ても、こういう仕組みは分からないことがあります。

こういう仕組みは「作成したから分かる」のです。(上記リンク)

プラモデルと同じで、「作成する経験」が様々な仕組みを「自然と理解する」ことにつながります。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次