子どもと戦車のペーパークラフトをつくる体験 7〜立体・「なぜ？」「どうして？」と聞く・ギザギザを切ってみる体験・共通点を探す視点〜｜創造力と想像力

前回は「子どもと戦車のペーパークラフトをつくる体験 6〜立体の作り方・小さなパーツ・似ている部分・類似性・考える姿勢〜」の話でした。

ギザギザが小さい理由

戦車作りも、いよいよ佳境に入ってきました。

とても小さなギザギザがあるパーツです。

作業が大変ですが、子どもに「なぜ？」「どうして？」を聞いてみることは大事と思います。

分からなくてもよく、コミュニケーションの一つとして、楽しむのも良いです。

この小さなギザギザを、カッターで切るのは、結構時間がかかります。

ギザギザが小さい理由、それは「丸めると出来る円が小さい」からです。

丸めて大砲が出来てきました。

上の写真の右側、細長いパーツの先端が、先ほどの「小さなギザギザ」です。

ギザギザを切ってみる体験

このあたりになると、子どもが切れるパーツは少なくなりますが、出来るだけ切ってもらいます。

上の写真で、下のパーツは子どもに切ってもらいました。

少し歪んでいますが、ギザギザも一生懸命切っています。

こういう小さな部分を切るのは、思ったよりも大変です。

見るだけなら、別に大したことはないのですが、実際に少しずつ切ってゆくと、

実際にこの小さなギザギザをハサミで切るのは、なかなか大変です。

ちゃんと出来たら、いいところを褒めてあげるようにして、作成を進めました。

子どもを適度に褒める話を、上記リンクでご紹介しています。

大砲の砲塔は、直線的でしたが、上の写真では少し斜めに曲げて接着するパーツです。

大人でも不思議に思います。

グルっと回して、円柱ではない少し斜めになったパーツになりました。

共通点を探す視点

砲台が出来てきました。

砲台の後方（右側）のパーツが、先ほどの「少し斜めに曲がったパーツ」です。

ペーパークラフトですが、砲塔が左右上下に動くスグレモノです。

思わず感心してしまうほど、よく出来ています。

子どもがとても楽しそうに、動く砲台を動かしています。

プラモデルとは異なりますが、「共通点」も沢山あります。

モノとモノの共通点を探す視点は大事です。

先ほど完成した砲台を、この円の中に組み込んでいきます。

子どもも楽しんでくれていますが、大人も楽しいです。

次回で完成です。

次回は下記リンクです。