子どもとペーパークラフトをつくる体験〜二次元から三次元へ・手を動かして切ってみる・実体験とイメージ〜|創造力と想像力

前回は「プラモデル作りから学ぶこと2〜「立体を考えること」とプラモデル・好奇心と「三次元への親近感」を育むプラモデル作り・「立体はわかる」という自分なりの自信〜|想像力と中学受験」の話でした。

目次

子どもとペーパークラフトをつくる体験:手を動かして切ってみる

プラモデル作りも面白いですが、ペーパークラフトも教育にはとても良いと考えます。

今回は、本屋さんで販売されている「魚釣り」のキットの話です。

既製品の釣竿があり、魚は自分で切ったり、折ったりする必要があります。

以前、旅先で子どもと一緒に釣りをしたら、とても喜んでいました。

子ども

釣り、
とても楽しかった!

筆者は釣りの経験がそれほどないのですが、

内野吉貴

旅先で、釣りをしたのは、
かなり楽しかった・・・

釣道具屋さんや漁師さんに教えてもらって釣りをした経験は貴重でした。

釣りの話は、またの機会にします。

子ども

また、
釣りやりたいな!

また釣りをする機会は作りたいのですが、日常生活では、なかなかできません。

自宅で釣りの体験

キットをみて、子どもは釣りを思い出したようです。

子ども

おうちで、
「釣り」やりたい。

ペーパークラフトの魚を切り出して、釣りをする書籍を見つけました。

こういうふうに、自分の手を動かすことは大事です。

子ども本人に切ってもらいました。

子ども

こうかな・・・
難しいな・・・

子どもが、一生懸命切った魚たちです。

内野吉貴

もう少し丁寧に
切ってくれるといいのだけど・・・

子どもが切った形などには、色々と思いがよぎりますが、

内野吉貴

いいね、
上手く切れたね・・・

あまり否定的なことは言わずに、ちゃんと切ったことは褒めてあげましょう。

その際に、

内野吉貴

こう切ると、
もっと上手に切れるよ。

このように「上手に切れる方法」を教えてあげましょう。

子ども

そっかぁ〜、
今度また切ってみる!

自分でクリップをつけてもらって、磁石にクリップがつくのを体験してもらいます。

子ども

ちゃんと
くっつくね!

二次元から三次元へ:実体験とイメージ

プラモデルとペーパークラフトは、様々な異なる点があります。

新教育紀行
Waterline米駆逐艦の作成(新教育紀行)

プラモデルは、部品が立体・三次元であるのに対して、

内野吉貴

プラモデルは、立体で立体を
つくります。

ペーパークラフトはペーパーなので、平面・二次元であることが大事です。

内野吉貴

ペーパークラフトは
平面で立体をつくります。

平面であるペーパークラフトは、「平面も少し折ったりすると立体になる」のです。

その「二次元から三次元になる」体験ができます。

このキットの魚で、少し曲げて接着する魚がありました。

上の写真で、「のりづけ」の左の青線で切って、少し円錐状におって、「のりづけ」で貼ってみます。

すると、少し円錐状に膨らみます。

上の写真は、魚の中央部が奥になって、周囲が机から少し浮いています。

子ども

なんか、
面白いね。

ちょっとしたことですが、ほんの少し平面:二次元に手を加えると、立体:三次元になるのが不思議です。

こういうことを「見るだけ」ではなく、実際に手を使って、目の前で体験することが大事と思います。

動画でも見ればわかるかもしれませんが、実際に触れて実体験することが大事です。

内野吉貴

他の魚も
折ってみよう。

子ども

うん、こうして
折ってみるね。

こういうことを小学校低学年にやっておくと、立体に親しみができるでしょう。

少し難しい算数の問題を、親子一緒に学ぶ話を、上記リンクでご紹介しています。

中学受験で難しい立体問題が解けるようになるかは、別問題かと思います。

こうして立体に触れる体験によって、立体感覚が少しでも身につくことも大事です。

また、子どもと色々と一緒にやってみる、良い経験にもなると考えます。

ぜひ、色々と子どもと一緒にやってみましょう。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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