おすすめの知育・工作 5〜手を動かす大事さと「タミヤ楽しい工作シリーズ」・パーツの役割・実体験からイメージ〜|子どもの教育

前回は「おすすめの知育・工作 4〜作って楽しい「タミヤ楽しい工作シリーズ」・基本的仕組みを「少し理解」する大事さ〜」の話でした。

目次

手を動かす大事さと「タミヤ楽しい工作シリーズ」

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

マンタレイの骨格が出来てきました。

恐竜の骨格(国立科学博物館)

科学博物館などで恐竜の骨格を見ると圧倒されると同時に、不思議で楽しい気持ちになります。

生き物と工作物は、そもそも違いますが「骨格」という意味では共通点があります。

内野吉貴

マンタレイの羽を
つけてゆこう。

子ども

うん。
もうすぐだね。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

青い羽を回転するパーツにネジで止めてゆきます。

「ジョッキー」のモーターボックスを作る頃から、使い始めたドライバーです。(上記リンク)

子どもはだいぶ慣れてきて、テキパキとネジを締めてゆきます。

子ども

もう、
出来るよ!

子どもは得意そうです。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

どんどんネジで留めてゆきます。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)
子ども

よしっ、
出来た!

マンタレイの羽が完成しました。

パーツの役割:実体験からイメージ

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

次に「浮き」を作ります。

子ども

これは、
何?

内野吉貴

これで、
マンタレイが浮くよ。

子ども

浮き輪と
一緒かな?

内野吉貴

そうだね、
浮きやすくなるんだよ。

何かを作成するときは、「浮き輪」のように実体験からイメージすることも大事です。

マンタレイはモーターの動力で羽を動かして推進しますが、浮くのは出来ないです。

そこで、この「浮き」でマンタレイは、浮きながら進行してゆきます。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

羽がついて、もうすぐ完成のマンタレイに浮きをつけます。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

浮きをしっかり留めてゆきます。

内野吉貴

これを、
ペタッとつけてみて。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

吸盤を浮きに接着します。

内野吉貴

それを、マンタレイに
付けてみよう。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)
子ども

う〜ん、
こうかな?

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

吸盤が外れてしまいました。

子ども

上手く
付かないね・・・

内野吉貴

もう一度、
付けてみよう。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)
子ども

よしっ、
上手く付いたよ。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)
子ども

やった、
出来たよ!

完成しました。

内野吉貴

そこを回して、
モーターを動かしてみて。

子ども

うん。
動くね。

マンタレイの羽が動くことを確認して、完了です。

子ども

面白い
動きだね・・・

ギアボックスに接続したパーツが回転し、その回転に合わせて羽が動くので、面白い動きです。

工作物ですが、なんだか有機的な感じもする不思議なものが完成しました。

この後、お風呂でマンタレイを泳がせて、子どもたちは、

子ども

ちゃんと、
進むね。

子ども

動きが
面白いね。

楽しんでいました。

ペーパーモデル・プラモデルに続き、「楽しい工作シリーズ」の二つ目を作りました。

最初は、ドライバーを持って不安そうにしていた子どもですが、

子ども

ドライバーは
使えるようになったよ!

プラスドライバーはある程度使えるようになりました。

子ども

これは、
もう出来る!

「出来る」という自信が出来たようです。

このように「少しずつ簡単なことから出来る様に」して「自信を持ってもらう」のが子どもには大事です。

こういう工作でも運動でも、最初は誰しも、

女子小学生

私に
出来るかな?

「出来るかな」と感じるものです。

小学生の算数は、数学よりは簡単なのですが、中学受験の算数はかなり難問も多いです。

中には、「優秀な現役大学生でも、出来るのは限られる」と思われる問題もあります。

中でも、図形問題の「補助線」は「なかなか思い付かない」こともあり、

男子小学生

ああ、
出来ない・・・

「出来ない」から「苦手」になりがちな分野です。

図形問題を考えるコツの話を、上記リンクでご紹介しています。

図形問題でもてんびん算でも、どんな分野でも「コツ」があります。

そのコツは、塾などで教えてもらうのも良いですが、一番良いのは「自分で気づく」ことだと思います。

そして、「自分で気づいたこと」は我流であって、個性があって良く、むしろそれが望ましいでしょう。

コツもありますが、自分で色々と補助線を引いてみて、

男子小学生

ここは、
こうかな?

女子小学生

こう引いてみたら、
どうかしな・・・

色々試行錯誤するのが、実は「最も遠回りで近道」です。

解答の「これが良い補助線」というのも参考にしながら、

男子小学生

これでは、
良くないのかな?

「他の補助線では、どうだろう」と自分で考えてみましょう。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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