前回は「おすすめの知育・工作 2〜才能伸ばす・タミヤ楽しい工作シリーズ〜」の話でした。
前回ギアボックスを製作しましたが、ボックスを留める際に「違和感」を感じた話をご紹介しました。
おさまりが悪いながら、ネジでやや強引にとめたギアボックス。
やっぱり、
何かが変だ。
タミヤの模型は、僕も小さな頃にたくさん作りました。
その経験から、「何かがおかしい」と感じました。
理由は分かりませんが、「何か」に引っ掛かりました。
ちょっと、もう一度
ネジを外して、確認しよう。
えっ!
せっかく作ったのに・・・
ごめん。
ちょっと、外してみて。
うん・・・
子どもは明らかに不満そうですが、一度作ったギアボックスのネジを外して、中のギアを確認します。
出っぱった感じを、「ネジで無理に押し込んで」作成しました。
もう一度、
説明書のギアと確認してみよう。
うん。
一緒に確認すると、一箇所ギアの位置が前後していました。
ここが
ちょっと違うね。
外して、
治してみよう。
上の二つの写真で、中央のギアの位置が違いました。
中央にはギア二つをシャフトで通して作成しますが、二つのギアの「奥側が手前」に来ていたのです。
ここが違ったんだね。
そうだね。
治せて良かったね。
この棒(シャフト)を
回してみて。
ギアが回るね。
これで、説明書のギアと同じ状況になりました。
もう一度、
ネジを留めて見て。
今度は、ネジを留める
のが簡単だよ。
きれいにおさまったギアボックスが出来ました。
ここで、気づいて
良かったね。
うん。
出来た!
続いて「電池ボックス」を作成してゆきます。
電池ボックスの下部に、細長い針金を入れます。
これは何?
これは、
電池のスイッチになるよ。
ふ〜ん。
子どもは「イマイチわからない」感じですが、作成を続けます。
電池のプラス側に針金の一方を差し込みます。
この針金で「スイッチのOn・Off」となります。
可愛らしいモーターをつなげてゆきます。
電池ボックスにモーターを接続して、
モーターをしっかりと固定しました。
出来たね。
だいぶ出来上がってきました。
今回の製作では、少し「出戻り」がありました。
ギアボックスを作るところで、「ちょっとおかしい」と感じて、一度解体してやり直しました。
その結果、上手くゆきましたが、「おかしい」と感じたまま進んで最後まで行っていたかもしれません。
その場合、「最後からずっと戻って、やり直し」となり、大変なことになります。
算数の図形問題では、「おかしいまま」進むことは少ないです。
「補助線を引く」や「相似形を考える」ことが多い図形問題。
「相似形」など考える過程では、「相似形を間違える」ことは少ないです。
そのため、「おかしいな」という状況で進むことは少ないですが、「進まない」ことが多い図形問題。
補助線には「良い補助線」と「それほど良くない補助線」はありますが、「補助線は一本ではない」のです。
自分で色々と引いてみて、
これがいいかな。
など考えると良いでしょう。
整数問題などでは、「おかしい」と感じることが、たまにあります。
そういう「違和感」を感じた時は、無理に進まずに「一度たちもどって考える」のが良いでしょう。
次回は下記リンクです。