おすすめの知育・工作 3〜手作りの効果と「タミヤ楽しい工作シリーズ」・違和感を感じた時・色々と試行錯誤する姿勢〜|子どもの教育

前回は「おすすめの知育・工作 2〜作って学ぶ「タミヤ楽しい工作シリーズ」・ギアの個性がぶつかるギアボックス〜|子どもの教育」の話でした。

目次

手作りの効果と「タミヤ楽しい工作シリーズ」:違和感を感じた時

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

前回ギアボックスを製作しましたが、ボックスを留める際に「違和感」を感じた話をご紹介しました。

おさまりが悪いながら、ネジでやや強引にとめたギアボックス。

内野吉貴

やっぱり、
何かが変だ・・・

タミヤの模型は、筆者も小さな頃にたくさん作りました。

その経験から、「何かがおかしい」と感じました。

内野吉貴

タミヤの模型は精度が
極めて良いから・・・

内野吉貴

ピッタリしないのは
おかしい・・・

理由は分かりませんが、「何か」に引っ掛かりました。

内野吉貴

ちょっと、もう一度
ネジを外して、確認しよう。

子ども

えっ!
せっかく作ったのに・・・

内野吉貴

ごめん・・・
ちょっと、外してみて。

子ども

うん・・・
やってみる・・・

子どもは明らかに不満そうですが、一度作ったギアボックスのネジを外して、中のギアを確認しました。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

出っぱった感じを、「ネジで無理に押し込んで」作成しました。

内野吉貴

もう一度、
説明書のギアと確認してみよう。

子ども

うん・・・
やってみる・・・

一緒に確認すると、一箇所ギアの位置が前後していました。

子ども

ここが
ちょっと違うね。

内野吉貴

外して、
治してみよう。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

上の二つの写真で、中央のギアの位置・順序が違いました。

中央の軸はギア二つをシャフトで通して作成しますが、二つのギアの「奥側が手前」に来ていたのです。

子ども

ここが
違ったんだね。

内野吉貴

そうだね。
治せて良かったね。

色々と試行錯誤する姿勢

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)
内野吉貴

この棒(シャフト)を
回してみて。

子ども

ギアが
回るね。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

これで、説明書のギアと同じ状況になりました。

内野吉貴

もう一度、
ネジを留めて見て。

子ども

今度は、ネジを留める
のが簡単だよ。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

そして、きれいにおさまったギアボックスが出来ました。

内野吉貴

ここで、気づいて
良かったね。

子ども

うん。
出来たね!

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

続いて「電池ボックス」を作成してゆきます。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

電池ボックスの下部に、細長い針金を入れます。

子ども

これは
何?

内野吉貴

これは、
電池のスイッチになるよ。

子ども

ふ〜ん、
そうなんだ・・・

子どもは「イマイチわからない」感じですが、作成を続けます。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

電池のプラス側に針金の一方を差し込みます。

この針金で「スイッチのOn・Off」となります。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

可愛らしいモーターをつなげてゆきます。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

電池ボックスにモーターを接続して、

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

モーターをしっかりと固定しました。

子ども

だいぶ
出来たね。

だいぶ出来上がってきました。

今回の製作では、少し「出戻り」がありました。

ギアボックスを作るところで、「ちょっとおかしい」と感じて、一度解体してやり直しました。

その結果、上手くゆきましたが、「おかしい」と感じたまま進んで最後まで行っていたかもしれません。

その場合、「最後からずっと戻って、やり直し」となり、大変なことになります。

算数の図形問題でも、「おかしいまま」進むことは少ないです。

「おかしい」と思ったら、一度戻る姿勢も大事です。

「補助線を引く」や「相似形を考える」ことが多い図形問題。(上記リンク)

「相似形」など考える過程では、「相似形を間違える」ことは少ないです。

「おかしいな」という状況で進むことは少ないですが、「進まない」ことが多い図形問題。

補助線には「良い補助線」と「それほど良くない補助線」はありますが、「補助線は一本ではない」です。

自分で色々と引いてみて、

男子小学生

これが
いいかな。

女子小学生

この補助線は
どうだろう・・・

色々試行錯誤して考えると良いでしょう。

整数問題などでは、「おかしい」と感じることが、たまにあります。

そういう「違和感」を感じた時は、無理に進まずに「一度たちもどって考える」のが良いでしょう。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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