おすすめの知育・工作 2〜作って学ぶ「タミヤ楽しい工作シリーズ」・ギアの個性がぶつかるギアボックス〜|子どもの教育

前回は「おすすめの知育・工作 1〜才能伸ばす「タミヤ楽しい工作シリーズ」・「どういうものを作るか」をイメージ・「出来たこと」を褒める・山本五十六「褒めてやらねば人は動かじ」〜|子どもの教育」の話でした。

目次

作って学ぶ「タミヤ楽しい工作シリーズ」

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

たくさんのギアとシャフトを使って、ギアボックスを作成してゆきます。

六角シャフトにパーツを差し込んで、力強く留める必要があります。

内野吉貴

このパーツを
この棒(シャフト)に差しこんでみて。

少し力を入れる必要があります。

子ども

う〜ん、
出来るかな・・・

内野吉貴

机に棒(シャフト)を立てて、
上からパーツを押し込むんだよ。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)
子ども

うん、
やってみるね。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)
子ども

ここは、
こうかな?

内野吉貴

ちゃんと
出来ているよ。

初めての経験でしたが、上手くできて喜ぶ子ども。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

シャフトにギアを入れて、ボックスに差しこんでゆきます。

前回のジョッキーの時より、ギアボックスはだいぶ小さくなり、また違った「作る楽しさ」があります。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)
子ども

次は、
このギアかな?

内野吉貴

そうだね。
一つ一つ確認してね。

四種類あるギアを見分けるのは、難しいことではありませんが、子どもには新鮮な体験です。

子ども

ギアって、
色々あるんだね。

「出来たギア」をゆっくり眺めてみると、ギアの個性や役割が想像できてきます。

「ただのパーツ」のギアですが、それぞれのギアは「求められた役割」に応じて作成されています。

それらの役割が「ギアの個性」です。

様々なギザギザがあり、そのギザギザがギアと水平・垂直に作られています。

ギアの個性がぶつかるギアボックス

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

ギアボックスが、どんどん作れらてゆきます。

おそらく、この「泳ぐマンタレイ」の最も山場であると考えられるギアボックス。

複雑にギアが絡み合うので、難航します。

内野吉貴

急がなくていいから、
ゆっくりやってね。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

ギアが組み上がってきました。

内野吉貴

しっかり
よく見てね。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)
子ども

よしっ、
出来た!

少し時間がかかりましたが、出来てきました。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

いよいよ箱にして、ギアボックスを作ります。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

もう片方のボックスをはめて、ネジで留めて行きます。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)
子ども

このネジ、
少し堅いよ。

少しネジの回転が堅いので、僕も手伝いながら、ギアボックスを作成します。

タミヤ 楽しい工作シリーズ(泳ぐマンタレイ)

気のせいか、少しおさまりが悪いように感じました。

内野吉貴

タミヤの工作キットにしては、
少しおさまりが悪いけど・・・

内野吉貴

まあ、こういうことも
あるのかな。

少し、違和感を感じましたが、時間がかかったもののギアボックスが出来ました。

子どもは親と一緒にいる時、「早くやらなきゃ!」と思いがちです。

急ぐ必要のない時は、「ゆっくりでいいよ」と伝えることも大事です。

急いでやって、

子ども

もう
出来ない!

「出来ない」となるよりも、多少時間がかかっても、

子ども

よしっ、
出来た!

「出来た」体験が、子どもには大事でしょう。

適度な自信を持つ大事さの話を、上記リンクでご紹介しています。

小学校に入ると、塾に行かなくても学校で定期テストがあります。

それら定期テストは「時間を測って実施」され、「時間内に回答する」必要があります。

「定められた時間内に作業を終える」ことは、大人の社会でも大事なことです。

テストは、「時間内に」や「時間の約束を守る」ことを学ぶ「一つのプロセス」とも言えます。

それも大事なことですが、「あることを早く処理する」ことばかりになるのも、考えものだと思います。

ペーパーテストの結果を「重視しない」姿勢を明らかにした、米国アイビーリーグなどのトップ校。

アイビーリーグ大学の入学試験の話を、上記リンクでご紹介しています。

対して、日本は一部にAO入試・特殊入試などありますが、基調は「ペーパーテスト重視」です。

「時間内の成果」をあげることもまた大事ですが、「じっくりやる」こともまた大事だと思います。

こういう工作・作品制作の時は、小さいうちに子どもにじっくりやってもらうのが良さそうです。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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