前回は「楽しく工作しよう 6〜一つ一つ理解しながら作成・脚部の製作・脚の仕組みを理解・「少し難しいこと」にトライしてみる・タミヤの子供向けプラモデル・知育玩具・楽しい工作シリーズ〜」の話でした。
「うまく行かなそうだったら、一度戻る」姿勢
子どもよく
分からない・・・
ここは難しいので、手伝って一緒に作成します。
内野吉貴一緒に
やってみよう。
こういう時は、自分でやってみせて、
内野吉貴よく
見ててね。
「見ててね」と見てもらっても良いですが、出来れば一緒にやりたいです。
「見てて」と伝えて子どもが見ていても、
子どもよく分からないから、
まあいいや・・・
「見てても、見てない」ことが多いですが、全て理解するのは難しいです。
「理解しながら」が難しくても、「一緒に作る」経験は大事にしたいです。
子どもう〜ん。
分からないね・・・
内野吉貴一度、足を
外して、もう一度やってみよう。
子ども外すね。
一度つけかけていた足を全部外して、もう一度最初からやってみます。
このように、「うまく行かなそうだったら、一度戻る」姿勢も大事です。
内野吉貴まず、ギヤボックスから
出ている、パーツに足をつけて。
説明書と同じ角度から見て確認：鍛える創造力
子どもこういう
感じかな。
子どもここは
分かるけど・・・
内野吉貴ここで、この針金を
バッテン（クロス）させて、つけよう。
子どもう〜んと、
こうかな・・・
子どもよしっ、
出来た！
筆者が横から、一緒に作成しましたが、
内野吉貴うまく
出来たね。
できるだけ子どもに「リンクロッドを通す」などのことをやってもらいました。
リンクロッドの重なり・クロスの前後関係も確認が必要です。
内野吉貴説明書とあっているか、
確認してみて。
こういう時は、「説明書と同じ角度から見て確認」することが大事です。
子どもうん。
同じだよ。
内野吉貴反対側も、
同じようにやってみよう。
子どもうん、
やってみるね。
少し要領をつかんだようで、反対側の足は、ゆっくり子ども自身にやってもらいます。
子どもこれで
いいかな・・・
内野吉貴いいね。
出来ているね。
勉強でも、こういう工作でも、「出来ているところ」を褒めてあげることが大事です。（上記リンク）
「褒められる」と誰しも、
子どもちゃんと、
出来ているんだ！
「出来るんだ」と感じられ、自身・自己肯定につながります。
内野吉貴いいよ。
その調子で作ってみよう。
内野吉貴そこの針金（リンクロッド）が、
しっかりクロスするようにね。
交差するパーツ：「一度戻って考え直して、大きく前進」
子どもよしっ、
出来た！
反対側は、先ほどと同様でしたが、手伝わなくても子ども自身で出来ました。
筆者は、
内野吉貴同じ様に作成する、でも
自分だけで作成するのは、難しいかな・・・
こう思っていましたが、なんとか子ども自身で作成できました。
内野吉貴よく
見てみよう。
子どもうん。
ちゃんとできているね。
内野吉貴足が上手く
動くか、動かしてみて。
子どもちゃんと
動くよ。
ギヤボックス作成も難しい点がありましたが、リンクロッドを交差させて作成するのも難しい点でした。
これで、ほぼ完成です。
今回は、馬の足（脚）を作成するときに、一度上手く行きませんでした。
そこで、「一度パーツを外して、戻ってからやり直し」したら、上手く行きました。
算数や理科の問題を考えているときに、
男子小学生上手く
行かない・・・
手が止まってしまうことが、あります。
そういう時は、一度戻ってでも「全体を見直す」のが良いでしょう。
問題を考えるときは、「前へ、前へ」進みたくなります。
でも、そこでつまづいてしまった時に、「無理に前進」しても上手く行かないことが多いです。
未知数を置いて、色々と考えてみて、
男子小学生おかしい・・・
こう思った時は、無理に進まないで、「一度問題文を読み返して、何が大事か」を考え直すと良いでしょう。
「一度戻る」のは「後退する」様なところがあり、
男子小学生せっかく考えたのに、
戻るのは、ちょっと・・・
気が進まないことです。
「一度戻って考え直して、大きく前進」して考えられるように、少しずつ思考力を鍛えてゆきましょう。
次回は下記リンクです。
