動くプラモデルを作る体験 1〜「何かを理解しようとする」姿勢・モーターとギアの仕組みを理解・目の前で見る・体験する〜|子どもの創造力

前回は「プラモデルの仕組みの理解と想像力〜物を作ることの楽しさ・子どもなりに気づくプラモデルの特徴〜」の話でした。

目次

「何かを理解しようとする」姿勢

ガンダムのプラモデル(新教育紀行)

プラモデルを作ると、分解しても自分で復元できるようになります。

「自分で復元できる」ということは、「仕組みを理解している」ことになります。

勉強・学びにおいて、「何かを理解しようとする」姿勢は非常に大事です。

その意味でも、プラモデルを製作することは、単なる遊びだけではない、広い学びがあるでしょう。

今回は、モーターのあるプラモデルの話です。

タミヤの「楽しい工作シリーズ」の話です。

筆者は小さな頃から、プラモデルや工作が好きだったので、

内野吉貴

昔からタミヤは
大好きです。

今回は、「楽しい工作シリーズ」のウサギの話です。

モーター、スイッチ、そして体や足を組み立てます。

モーターとギアの仕組みを理解

横から見てみると、下にモーター・ギアがあるのが分かります。

そして、それらが組み合わさって、動力が生まれているのが、よく分かります。

少し昔に作ったので、足をつなぐ針金が曲がっています。

タミヤらしいところは、この「スイッチ自体も作成する」ところです。

内野吉貴

とても小さな
パーツを組み合わせて、スイッチを作ります。

普通の感覚では、スイッチは「セットで入っているもの」であることが多いです。

このキットでは、とても小さなスイッチを直径2mmほどのハトメなどで組み立てます。

スイッチ部分を拡大してみてみると、結構細かいです。

透明なボックスに、スイッチや金物を組み合わせて、2mmほどのビスで止めます。

このくらいのサイズのビスになると、かなり慎重に作成する必要があります。

子ども

すごく
小さいね。

このあたりは子どもは作れませんから、大人が作ってあげますが、

内野吉貴

ほら、ここにこれを入れて、
ビスで止めるんだよ。

子ども

ふーん・・・

子どもは「「ふーん」で終わりですが、子どもに仕組みを見せて、説明することが大事です。

すると、子どもは

子ども

ここが、こうなって、
こうなっているのかな・・・

子どもなりに、色々と考えるでしょう。

目の前で見る・体験する

モーターについた小さなギアが、大きなギアに接続して、回転が伝わってゆきます。

内野吉貴

このモーターが回ると、
これが動いて、ここも動くね。

子ども

ふーん・・・
そうなんだ・・・

あまり理解はしてないでしょうが、目の前で見る・体験することは大事です。

このギアのつながりは、基本的な構成かもしれませんが、よく見ると非常に面白いです。

内野吉貴

自動車も、こういう感じでタイヤが
回っているんだよ。

子ども

自転車にも
似ているね!

自転車(Wikipedia)

自転車も、ペダルを漕いでタイヤが回る仕組みとしては似ています。

こういうおもちゃを子どもと作るときは、「おもちゃ」の世界で終わりではなく、

内野吉貴

そう、自転車も
似ているね。

実社会での話もすると良いと思います。

東北新幹線E5E6系こまち・はやぶさ(Wikipedia)
内野吉貴

電車や新幹線も、
モーターやギアがたくさんあるよ。

子ども

そうなんだね。

前後の足を針金で組み合わせて、トコトコ走ります。

走らせてみると、結構早いです。

電気の話をしましたが、電圧と電流の話をしてあげても良いかもしれません。

このウサギは、だいぶ前に作成したのでちょっと古びてしまっていますが、また作ろうと思います。

子どもと一緒に楽しめて、原理が分かるタミヤの「楽しい工作シリーズ」は、多くが1000円以下です。

子どもと一緒に、オモチャ屋さんに向かい、どれを作りたいか聞いてみました。

内野吉貴

どれがいい?

子ども

これがいい!

このシリーズは非常に面白く、子どもの教育には最善と思います。

ぜひ、親子で「タミヤの楽しい工作シリーズ」を作成してみてください。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次