前回は「EGWグループ中学志望のお子様へ |中学への算数8月号」の話でした。
目次
「速さと比」を理解するコツ:状況をイメージ
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今回も「速さと比」の特集です。
「速さ・比」は、難しい問題も沢山ありますが、基本を押させておけば、ある程度はできる分野です。
「速さのイメージ」に関する話を上記リンクでご紹介しています。
図形問題などに比べると、「まったく歯が立たない」ことは少なく、「ある程度はできる」傾向が強いです。
それだけに、難関校〜最難関校志望の方は、ぜひしっかりと固めましょう。
学力によって、要点の整理・日々の演習などに取り組んでみましょう。
今回、速さの問題で、「グラフを読む」問題が多数あります。
グラフを読んで「状況をしっかりとイメージする」ことができるようになりましょう。
グラフを自分で描く
中でも、グラフを描きなさいという問題が多くあります。
日々の演習9月6日、9月22日などです。
「グラフを描く」のは、小学校の理科の実験では、あまりやらないと思います。
中学〜高校の物理・化学実験でグラフを描くことが多いですが、グラフを描くことは非常に大事です。
グラフは「現象を映し出す鏡」とも言えます。
中学入試の新傾向:本質的理解
中学入試に新傾向の流れがある中、算数・理科で「グラフを描く」ことを求める可能性が高いです。
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「グラフを描くこと」に慣れておきましょう。
グラフを描くことは、難しいことではありません。
一方で、「書くことに多少慣れている」必要はあるでしょう。
グラフを描くと、いろいろな本質的理解に繋がります。
算数が得意な方・得点源にしたい方は、発展演習をやってみましょう。
中でも、栄光学園の2は面白く、難しいです。
問題では求められていませんが、この問題の「グラフを描く」ことにトライすると、非常に良い学びになるでしょう。