前回は「様々な視点から考える大事さ〜類似の解法や考え方を展開・思考力を増強・「軸となる考え方」を意識・親も子どもと一緒に学ぶ・図や絵を一緒に描いてみる〜」の話でした。
良問の宝庫「中学への算数」
今回は「中学への算数」最新号4月号をもとに、中堅校〜最難関校を受験する受験生へのご紹介です。
「中学への算数」4月号は特集「必須手法の紹介」です。
良い問題がたくさんあるので、ぜひお手元にお持ちください。
算数を学ぶ具体的目標「今年の1題」
後半には麻布・栄光学園・桜蔭等の「今年の1題」が掲載されています。
各校から、それぞれの学校に詳しい方々が1題を選び、詳しい解説とコメントが掲載されています。
掲載校志望の受験生は、とても大事です。
ぜひご購入頂き、「自分の受験校のページだけ」でもご覧ください。
面白いのは「ただ解法が描かれている」のではなく、その学校の出題傾向が表現されている点です。
「出題傾向」は変わることもあるので、意識しすぎる必要はありませんが、
僕の志望校は、
こういう問題が出題されるんだ・・・
私の第一志望校では、
こんな問題が出るんだ・・・
こう感じるだけでも、「何を目標に自分が学べば良いか」の具体的目標がわかるでしょう。
中堅校程度のレベル志望者方も、非常に大事な問題が多くありますので、ご購入をオススメします。
「1題でもやってみよう!」という気持ち
受験生は、手元の参考書や塾のテキスト等、「やることが多過ぎる」状態になります。
算数は塾の
テキストだけで、手一杯・・・
理科や社会も
暗記しなければ、ならないことが多いし・・・
うまく時間を作って「中学への算数の何題か」でも取り組むと、大変効果が高いでしょう。
こういうテキストは、
よしっ!
全部やろう!
「全部やる」と考えると、とても手が回らなくなって、
とても
無理・・・
挫折してしまうことが多いです。
そうではなく、
1題でも
やってみよう!
役立つ考え方が
一つでも身に付いたら、OK!
「1題でも良い」くらいな気持ちが良いでしょう。
自分の志望校以外の学校の過去問もチラッと見てみて、興味が沸いたら取り組んでみましょう。
そして、解けなかった問題は手を動かして、解答を追って理解を深めるようにしましょう。
「目で読むだけ」と大きく異なり、「手を動かして理解」しようとすると、
なるほど・・・
ここがこうなって、そうなんだ・・・
大きく理解が進み、一題をしっかり理解すると数題分になることもあるでしょう。
解説をきちんと理解すると大きな効果が期待できます。
「その一題」が今後、そして試験当日に大きな効果を発揮するかもしれないのです。
次回は下記リンクです。