合格目指して学ぶ姿勢〜「自分に出来ること」をしっかり・出来ることを少しずつ着実に学ぶ〜|中学受験・高校受験・大学受験

前回は「中学受験における方針と様々な威人の生き様〜威人たちの若き頃と時代背景・「点数を上げること」と受験への具体的姿勢〜」の話でした。

目次

合格目指して学ぶ姿勢:「自分に出来ること」をしっかり

新教育紀行
日米海軍指揮官:左上から時計回りに、山本五十六 連合艦隊司令長官、チェスター・ニミッツ米太平洋艦隊司令長官、レイモンド・スプルーアンス 第16任務部隊司令官、山口多聞 第二戦隊司令官(連合艦隊司令長官 別冊歴史読本 新人物往来社、Wikipedia)

今回は、山口多聞の実例をもとに、中学受験生〜大学受験生の方々に参考になる話です。

小さな頃から、ずっと優等生を貫いた山口多聞。

「頭が良かった」だけではなく、一生懸命意欲的に学んだのです。

自分の力が及ぶ範囲では、「出来る限りの努力を続けた」山口。

ところが、海軍軍人を続けてゆく過程で大きな壁にぶつかります。

それは、軍令承行令という「年功序列を法制化した」人事でした。(上記リンク)

山口自身、非常に苦い思いをしたことは間違いないでしょう。

山口多聞

このシステムは、
非常に良くない!

ところが、海軍大臣か軍令部総長でも無い限り、「制度を変えること」は絶対に不可能です。

不可能であることは、山口も認識していたでしょう。

山口多聞

しかし、
どうにもならない!

山口多聞

私は、自分の力が及ぶ範囲では、
最善を尽くしてみせる!

「自分の力が及ばない範囲」のことを気にしても、何も始まらないのです。

イチロー選手(Wikipedia)

上記リンクで、イチロー選手の言葉をご紹介しました。

イチロー

自分にコントロール出来ることと
出来ないことに分ける。

イチロー

自分で制御できないことに
関心を持たないことです。

イチロー選手のような天才バッターでも、「自分にコントロール出来ないこと」は「関心を持たない」のです。

出来ることを少しずつ着実に学ぶ

新教育紀行
雲と空(新教育紀行)

受験生本人は、誰しも悩みます。

男子小学生

もう少し算数が
出来るようになりたい!

女子小学生

もっと、社会の点数を
上げたい!

中学受験生がこのように悩めば、

男子中学生

A大学に
合格できるだろうか・・・

このまま勉強続ければ、
B大学に合格できるかな・・・

大学受験生も悩んでいる方が大多数です。

男子小学生

このままでは、
志望校に合格できないかも・・・

女子小学生

合格判定が
もう少し上がると良いのだけど・・・

みんな悩んでいる中、勉強しています。

この中、

男子小学生

一気に、学力が上がる
勉強方法はないかな・・・

女子小学生

効率よく点数を
上げたい・・・

このように「一気に学力を上げたい」と考える方もいらっしゃるでしょう。

「ある程度の効率は大事」ですが、「一気に学力が上がる勉強法は存在しない」です。

「一気に学力を上げる」のは「出来ないこと」です。

ならば、出来ることを少しずつ、着実にやってゆくしかないでしょう。

膨大な量の暗記もしなければならない、受験生。

「自分に出来ること」を少しずつ、しっかりと習得してみましょう。

次回は上記リンクです。

新教育紀行

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