前回は「世界を視野に入れる学び〜TIME THE100の偉大な威人たち・Gender Gap Index2021で120位の日本〜」の話でした。
様々な人物が成長してゆくプロセスを学ぶ:感受性とセンス
筆者が様々な切り口で、様々な人物が成長してゆくプロセスの話をご紹介している威人紀行。
山口多聞や後藤新平らの話は、中学受験の範囲を明確に超えています。
彼らの人生や時代背景の描写をしていますが、これらは「高校〜大学受験向け」です。
その中、彼らの「生き様」を簡単にでも知ることは、小学生にとって大きな力になると考えます。
山口多聞に関して、小さい頃〜青年期は「優秀だった」話をご紹介しています。(上記リンク)
そして、ミッドウェー海戦の話は歴史の学びと同時に、貴重な人生の満尾となります。
宇宙飛行士となった山崎直子に関しては、小さい頃の山崎少女の「学びへの姿勢」をご紹介しています。
これから専門職となる過程において、小さい頃の姿勢が非常に大きな影響があると考えています。
星空を見たら、
きれいな
星空だ!
こう思う子どもが、ほとんどの中、
なんて神秘的で
素敵なところだろう・・・
いつか
あそこに行きたいなあ・・・
このように「宇宙に行ってみたい」感じた山崎。
山崎は感受性が極めて高く、ある種のサイエンスのセンスがあったのでしょう。
これらの感受性やセンスは「生まれ持ったもの」であり、「磨き上げたもの」なのでしょう。
宇宙や星空を見て、「行ってみたい」と思う子どもも大人も極めて少数派でしょう。
山崎の小さな頃の学びの姿勢には、「本質的教育の一つのあるべき姿」が見受けられると考えています。
アインシュタインの成長と西郷隆盛の郷中教育
アインシュタインに関して、小さな頃からの成長のプロセスをご紹介しています。
上記リンクでは、異常に有名なアインシュタインが未就学児の頃をご紹介しています。
20世紀初頭に「非常に優れた発見を次々と発表」したアインシュタイン。
アインシュタインは
大天才!
誰もが「大天才」と認めるアインシュタインは、若い頃からサイエンスが大好きでした。
そして、中学校(ギムナジウム)に入学して張り切っていたアインシュタイン少年。
好きなサイエンスを
どんどん学ぶぞ!
ところが、
これとこれを
覚えなさい!
覚えるのは
あまり好きじゃないんだけど・・・
考えるのが好きで、覚える・暗記は苦手だったアインシュタイン少年はショックを受けました。
「若い頃から超優等生だった」イメージが強いアインシュタインですが、そうでもない面がありました。
青年期までの彼の人生から「良い教育像」を考えてみたいと思います。
山川捨松に関して、彼女が小さい頃から「学び」へ懸命になる姿を描いてゆきます。(上記リンク)
「会津藩の中心となった家柄」出身のため、明治維新や会津戦争に関してもご紹介します。
それは、彼女の家族も歴史のうねりに巻き込まれ、のちに山川から大山になる捨松。
ここに、明治維新と会津戦争の影響があります。
西郷に関しては歴史的背景も大事で、苦難を超えて成長してゆく話をご紹介しています。(上記リンク)
幕末・明治維新を一つの切り口から考えることで、歴史の学びにもなる話です。
西郷を西郷たらしめた「郷中教育」に関しては、松下村塾における教育と類似性と相違点があります。
少し誇張も見受けられますが、「長州藩出身の威人たちの骨格」を生み出したのが吉田松陰です。
合議制とも言える郷中教育と、吉田松陰という人物のカラーが強く反映された松下村塾。
大きく異なる組織ですが、それぞれの良いところ、そうでないところなども考えてゆきたいと考えます。
次回は下記リンクです。