受験直前期の小学校での過ごし方 1〜直前期の大事な姿勢・健康に・平常心で・自分にとって大事な本命校・明智光秀「武門の嘘は武略」〜|中学受験

前回は「「合格できる」と思う強い気持ち〜世阿弥「初心を貫く」・初心忘るべからず・挫折をよしとする気持ち・西郷隆盛の二度の島流し・志望校合格への強い気持ち〜」の話でした。

目次

直前期の大事な姿勢:健康に・平常心で

武蔵中学・高校の校舎(新教育紀行)

超直前期となり、もう少しで入試当日の受験生が多い時期となりました。

健康に気をつけることが一番で、本人・親共に本当に大変だと思います。

男子小学生

体調整えて、
頑張ろう!

女子小学生

風邪ひかないように
して、復習をしっかり!

この時期は小学校に行った時に、思いがけない事があると、

男子小学生

同級生のSくんに、
ちょっと嫌なこと言われた・・・

精神面に影響が出ますから、平穏に過ごしましょう。

受験生同士は「仲間意識」がありますが、相手の受験校が、どうしても気になります。

そして、

Aくん

ね〜ね〜、
Bくんは、どこを受けるの?

Bくん

えっ?
そういうAくんは?

この様な話になることがあります。

「本当の事を言う、言わない」は、仲の良さにもより、特に第一志望に関しては、

Aくん

第二志望校とかは、
言っても良いけど・・・

Aくん

第一志望校は、
ちょっと言いたくないかな・・・

受験生本人の性格にもよりますが、「言っても良いこと」と「言いたくないこと」は誰しもあります。

自分にとって大事な本命校

武蔵中学・高校のかつての校舎(新教育紀行)

筆者は、「第一志望校・本命校は友人に言う必要はない」と考えます。

筆者自身も「武蔵中学が本命」であることは、小学校では言いませんでした。

小学生の筆者

第一志望校はね、
ちょっと色々考えていて・・・

「武蔵特訓コース」に通っていることを「知っていた」非常に限られた友人のみ、知っていました。

「隠すこと」や「嘘をつくこと」は、人間として「良いことではない」のは事実です。

ところが、現実としては「本人にとっての第一志望校・本命校」は、

Aくん

僕にとって、第一志望校は
本命であって、本当に大事!

「第一志望校・本命校」は極めて重要で、「結果次第で人生が変わる」気持ちです。

一方で、

Bくん

Aくんの第一志望校が、
僕と一緒なら、ちょっと困るかな・・・

Bくん

もし、違う学校だったら、
別にどこでも良いかも・・・

「第一志望校・本命校」は「他人にとっては大事ではない」のです。

「自分にとって、とても大事なこと(本命校)」なのに、「他人にとっては大事ではない」こと。

それは、「教える必要がない」ことであり、「教える意味がない」と考えます。

通っている塾のコースで分かることもありますが、

Aくん

やっぱり
第一志望校は秘密かな・・・

それぞれの人が受ける学校等は「それぞれのこと」で良いと思います。

女の子は、男子より大人びているので、

Xさん

ね〜ね〜、
Cさんは、どこを受けるの?

Yさん

まあ、
いいじゃない・・・

Xさん

まあ、
そっか・・・

Xさん

お互い、志望校には
秘密の方が良いのかな・・・

割合アッサリとした感じで、「大人の対応」をする傾向があります。

これが男の子だと、

Aくん

まあ、僕の本命校は
言いたくないんだけど・・・

「言いたくない」と言ったところで、

Bくん

何だよ。
教えてよ、友達だろ!

こういう時に便利な「友達だろ!」が登場することがあります。

こうなると、普通の子は、

Aくん

教えないことは、
「良くないこと」なのかな・・・

追い詰められてしまうかもしれません

あまりしつこかったら、嘘をついても良いでしょう。

「嘘をつく」のは筆者は好きでないのですが、人生においては「やむを得ない場合」もあります。

明智光秀「武門の嘘は武略」

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戦国武将 明智光秀(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

明智光秀は、

明智光秀

仏の嘘をば方便といい、
武門の嘘をば武略という。

このようなことを言っています。

本能寺の変(Wikipedia)

長年「反逆者」という扱いだった明智光秀。

明智は「明智なりの考え」で、

明智光秀

上様を倒して、
私が天下を取るのだ!

日本歴史上最大級の事件を引き起こしました。

明智光秀は、織田信長・豊臣(羽柴)秀吉らに匹敵する極めて優れた人物でした。

幕末維新の「勝てば官軍」ではありませんが、勝負事である以上、ある程度は自分中心でいきましょう。

そして、晴れた笑顔になれるように、気持ち平穏に過ごしましょう。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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