前回は「受かる子・合格する子の考え方〜松下幸之助「なんとしても2階へ上がりたい、という熱意が大事」・「成績を良くしたい」ではなく「合格したい」という強い気持ち・できる問題をしっかり確保〜」の話でした。
米国を導いたリンカーン大統領:未曾有の大内戦・南北戦争を指揮
今回はリンカーン大統領の話です。
第16代米国大統領のリンカーンは、
国民の、国民による、
国民のための政府!
この言葉が最も有名です。
一般的には、
人民の、人民による、
人民のための政府!
「国民の」ではなく、「人民の」の方の言葉が有名です。
英語の”People”に対する日本語訳の解釈の違いがありますが、本来”People=人民”と言われています。
一方で、日本語の「人民」というニュアンスは少し特殊なイメージもあります。
そのため、「人民」よりも「国民・民衆」の方がしっくりくると筆者は思います。
南北戦争では、北軍を指揮した偉大な大統領です。
米国では”The Civil War”と呼ばれ、「南北戦争」という英語名ではありません。
「南北戦争」という名称は、英語”The Civil War”とは無関係の独自の日本語の名称です。
「南北朝の戦い」など「南北」対立の構図の方が、日本人には分かりやすい面があるからと考えます。
The Civil War”は、1861年4月12日から1865年4月9日まで、約4年続きました。
約4年間という長期間に渡って、米国内で勃発した「大内戦」でした。
この頃、ちょうど日本では討幕の戊辰戦争が勃発した時期です。
「大政奉還」した「最後の将軍」徳川慶喜。
その後、薩長を中核とする討幕軍と徳川軍は死闘を演じました。
戊辰戦争は、1868年1月3日〜1869年5月18日(旧暦)の1年半ほどの「大内戦」でした。
日本の戊辰戦争の倍以上の期間であり、戦場も広かった南北戦争は「巨大内戦」と言えます。
一緒に「アメリカ合衆国」だった現在の米東部の国家内で、揉め続けた結果、
俺たち南部は、
独立してアメリカ連合国になる!
南部諸州が一致団結して、アメリカ合衆国から抜けて独立しようと考え、戦争に至りました。
我がアメリカ合衆国は
北部諸州となったが・・・
南部諸州のアメリカ連合国を
制圧して、元のアメリカ合衆国に戻るのだ!
当時、国力が圧倒的に北部・アメリカ合衆国の方が強力でしたが、南部・アメリカ連合国は意外に強かったのです。
なんとか、アメリカ連合国を
降伏させて、元のアメリカ合衆国となった・・・
米国が分裂するところを「再統一」したのが、リンカーン大統領でした。
「偉大な歴代米国大統領ランキング」では、よく一位になるリンカーンです。
挫折に次ぐ挫折を克服したリンカーン「あなたも出来るはず!」
偉大なリンカーンですが、彼は事業に失敗し、選挙にも何度か落選しました。
挫折に次ぐ挫折を克服した人物としても有名です。
誰かが大いなる成功を、
おさめたということは・・・
他の誰もが成功できる、
という証明である!
誰かが大いなる成功を、おさめたということは、
他の誰もが成功できる、という証明である!
つまり、
誰かが出来ることは、
他の誰もが出来ることだ!
こう言い切ったのが、リンカーン大統領でした。
「不安な気持ち」を制して合格へ向かう姿勢
受験では多くの方が「不安な気持ち」になります。
模試などの成績が良い方でも、
当日も、模試のように
しっかり実力を発揮できるだろうか・・・
少し不安を感じる方も多いでしょう。
合格判定にもよりますが、
私は志望校に
ちゃんと合格できるかな・・・
ひょっとしたら、
合格できないかも・・・
このような気持ちになり、不安になる方もいらっしゃるかもしれません。
不安なのは、みんな一緒です。
試験は、難しい面があるかもしれません。
その中、昨年も一昨年も、そしてそれ以前も、多くのお兄さん・お姉さん達が無事に志望校に合格しました。
昨年まで、多くのお兄さん・お姉さん達が
合格したのだから、あなたにも出来るはずだ!
このようにリンカーンは言っています。
そこで、
私も
合格できるはず!
「合格できる」という強い気持ちを持ちましょう。
学力も大事ですが、「勝負事」である受験では精神力も大きな要素です。
とにかく、この学校に
僕は行きたいんだ!
頑張ってきたから、
絶対合格!
そして、この強い気持ちで合格を勝ち取りましょう。
次回は上記リンクです。