前回は「「今できなくても当日できる様にしよう!」という気持ち〜「余話」から知識に深みが出る学び・過去問を解いて学ぶ・問題のタイプと出題傾向〜」の話でした。
どんどん過去問に取り組んで理解して習得:「完璧」目指さない姿勢
「過去問に取り組むタイミング」は様々ですが、ぜひ早めにやってみましょう。
上記リンクでは、2024年女子学院中の社会の過去問に関する話をご紹介しています。
各科目に共通しますが、「過去問がある程度出来る」には「相応の学力」が必要です。
取り組む時期によりますが、上記の社会の問題で「合格ラインに達する」のは中々難しいです。
例えば、夏休み〜10月頃は「ある程度出来るけど合格ラインに達しない」方が多いでしょう。

やってみて、出来た問題も
あるけど、出来ない方が多かった・・・



本番で
大丈夫かな・・・
このように不安に思う方も多いかもしれませんが、早めにどんどん過去問に取り組みましょう。
そして、「どんどん過去問に取り組んで、理解して習得する」と良いでしょう。
そして、「過去問に取り組むこと」を苦行の様にとらえず、「楽しむ」ことも大事です。
「一題一題をしっかり学ぶ」姿勢を持ちながら、どんどんやってみましょう。



「しっかり学ぶ」と、
時間がかかるよ。



「しっかり」と「どんどん」は、
逆の考え方な気がするけど・・・



「しっかり」「どんどん」は、
難しいよ。
確かに、「しっかり」と「どんどん」を同時に行うことは、難しいことです。
「しっかり」に捉われすぎずに、まずは過去問3年〜5年ほどを、まずはどんどんやってみましょう。


兵法の大家・孫武(孫子)は、こんなことも言っています。



兵は拙速を聞くも、
未だ巧の久しきを賭ざるなり!
これは、



戦いは、多少拙い(手際が悪い)状況でも、
素早い方が良い!



巧くは長くは
続かないでしょう!
つまり「戦争でもなんでも、手早くやった方が良いです」ということです。
過去問に取り組む際には、「しっかり」を念頭におきながらも「完璧」を目指しすぎないことです。
それよりも、「多少不完全な状況でも、どんどん前進して、やってみる」のが良いでしょう。
こだわりすぎずに過去問に取り組む:「大体の理解で良い」姿勢
武蔵中学1990年算数を基にした問題の解き方を、考えてみました。
速さ・旅人算に関する問題で、二パターンご紹介しました。(上記リンク)
過去問に限らず、算数でも理科でも「ある程度理解して進める」のが理想です。
本来であれば「完璧」は目指したいですが、なかなかそうもいきません。
出来ない問題は、解答を読んで「70〜80%程度わかっていれば良い」くらいな気持ちが良いでしょう。
そして、あまりこだわりすぎないで、どんどん進めてゆきましょう。
そして、問題集や過去問を「一度数年分(5年〜7年程度)をやってみる」のが良いでしょう。
・「70〜80%程度わかっていれば良い」気持ち
・まずは「数年分(5年〜7年程度)をやってみる」姿勢
「全体をやってみる」と「全体が見えて、俯瞰するような視点」が養われます。
この「全体像を掴む視点」は、算数では特に大事です。
ニュートン算、てんびん算、旅人算などと、算数の考え方・コンセプトには、名称がついています。
実際の問題は、これらのどれかの考え方を「メインにして」考えることが多いです。
そして、複合的問題や横断的視点もあります。
それらの横断的視点は、算数の理解力を大いに高めるでしょう。
横断的視点が大事な算数は、実は「基礎が最も大事」です。
公式などは「なぜ、そのようになるか」を再度復習すると、学力が上がるでしょう。
その為には、「志望校の過去問をしっかり取り組む」のが最も良いでしょう。
次回は上記リンクです。