過去問で学力アップする勉強法〜夏休みから頑張り続ける姿勢・まずは自分が「頑張っている」と思う〜|過去問対策2・中学受験・高校受験・大学受験

前回は「過去問から学ぶ勉強法〜合格への最短の道と孫子「敵を知り・・・」・試験で高得点を得る「学びの軸」の構築〜」の話でした。

目次

夏休みから頑張り続ける姿勢:まずは自分が「頑張っている」と思う

新教育紀行
空と雲(新教育紀行)

受験生にとって「天王山」の夏休みが始まるシーズンです。

男子小学生

夏休みは、
超頑張る!

女子小学生

私はここで一気に
挽回したい!

「天王山」と呼ばれる夏休みですが、「天王山」の語源はご存知ですか。

天王山は、織田信長が本能寺の変で横死した直後に行われた山崎の合戦の際の話です。

上記リンクで「天王山の戦い」をご紹介しているので、参考にしてください。

いわば「頂上決戦」となった羽柴(豊臣)秀吉と明智光秀の激しい合戦。

新教育紀行
明智光秀と羽柴秀吉(歴史群像シリーズ 図説・戦国武将118 学研)

「新たな天下人を決定する」合戦だったため、「鍵が天王山」と言われています。

実は「天王山がどの程度重要だったか」は諸説あり、筆者は「決定打ではなかった」と考えます。

決定打は「羽柴軍の圧倒的な兵力」であり、「天王山を明智軍が奪取成功」でも明智は敗北したでしょう。

「夏休みが大事」ですが、特に夏休み以降本番までは「ずっと大事」です。

中学受験生〜大学受験生にとって、「超大事な夏休み」から試験当日までが「さらに超大事」です。

男子小学生

夏休みから、
ずっと頑張る!

女子小学生

試験本番まで
しっかりやり続ける!

「超頑張る」や「しっかり頑張り続ける」のは、「言うは易く、行うは難し」の典型例です。

まずは自分が「よく頑張っている!」と思うことが大事です。

塾や家庭教師の先生方も把握してくれていますが、「最も自分を知るのは自分」です。

過去問で学力アップする方法

新教育紀行
図形:補助線(新教育紀行)

まずは、気持ちをポジティブにして頑張ってみるのが良いでしょう。

筆者は早い時期に、特に第一志望の過去問は「ある程度やっている」のが望ましいと考えます。

ただし、それは子どもそれぞれの学習状況にもよりますから「一概には言えない」ことです。

子どもの個性・学力に応じて千差万別であり、「画一的でない」方が望ましいでしょう。

夏休み終わり頃になると、志望校における「自分の立ち位置」が「合格判定」として分かってきます。

その「合格判定」は良いに越したことはないのですが、「参考程度」と考えましょう。

日本の受験界では避けられない「偏差値」も、何度も出てきます。

男子小学生

算数が
偏差値65だったよ!

女子小学生

理科の偏差値が55・・・
もう少し頑張ろう・・・

上記リンクでは、「偏差値は参考程度」という話をご紹介しています。

「偏差値」というレッテルを貼られてしまうと、「その数字が一人歩き」してしまいがちです。

気にしすぎない様にして、「一定の目標」への参考とするのも良いでしょう。

志望校の受験グループにおいて、得意科目は60〜65程度の偏差値は目指したいです。

そして、不得意科目は「平均は下回らない=偏差値50」で55程度を目標としたいところです。

これは「一つの考え方」ですから、「自分なりの目標」を立てれば良いでしょう。

模試の判定が「40~60%程度」であれば、「十分合格可能性がある」くらいに考えると良いでしょう。

最難関校は学校によって出題・採点の方法に、強いカラーがあります。

過去問を解きながら、

男子小学生

こういう問題が
当日できれば良いんだ!

女子小学生

毎日少しずつ
学力上げれば、当日出来る!

このような明確な目標を持つようにしましょう。

そして、「過去問を特別扱いしない」姿勢が大事です。

過去問も他の問題同様にどんどんやって、しっかり習得して過去問で学力アップしましょう。

過去問から学ぶ

・「学力の測定」は模試

・過去問は問題集・参考書と同じ「学ぶ対象」で、過去問で学力アップ

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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