前回は「文章題を「読み取る」姿勢と考え方〜棒グラフと平均を考える姿勢・2つを1つにまとめる発想・考える対象を減らす・大事な平均・問題9解法B〜」の話でした。
文章題を「読み取る」姿勢と考え方〜棒グラフと平均を考える姿勢・2つを1つにまとめる発想・考える対象…
平均を取って「まとめる」
目次
図形上の動く点・動点
神戸女学院中学の一部改題です。
正三角形の「本質的なこと」を考える、非常に良い問題です。
正三角形の性質と面積
正三角形は対称軸があり、きれいな図形です。
(2)までありますが、まず(1)を考えてみましょう。
シンプルですが、なかなか難しい問題です。
正三角形を自分で描いてみましょう。
男子小学生
定規使わないと、
線が曲がっちゃうけど・・・
上手く描けなければ、定規を使っても良いでしょう。
図形の考え方のコツ〜大事な補助線を描いてみる・「解法を暗記」ではなく「解法を習得」する姿勢〜|中…
基本的考え方を習得→応用力増強へ
そして、図形問題は「手を動かして描いてみる」ことを実際にやってみましょう。
じっくり取り組んでみたいので、少しずつ図形の大事な性質を考えてゆきます。
自分で正三角形を描いてみて、
どんな風に
新しい正三角形はできるのだろう・・・
このように「正三角形が出来る」状況を考えてみてください。
動く点・動点Pを苦手に思わない姿勢
辺ABを五等分する点から正三角形を作る問題。
考え方によっては「動点がBを出発して、Aに向かう」とも考えられます。
動く点は、大抵「動点P」と名付けられます。
私、動く点は
苦手なんだよね・・・
動いてしまうと、
分かりにくいよね・・・
今回の問題は「動く点」ではないですが、そのように考えることも出来ます。
「図形が次々変わってゆく」動く点の問題は、難しい問題が多いです。
難しいですが、「図形問題である」ことは同じです。
そこで、「動く点」があってもなくても、図形問題としてしっかり考える姿勢を身につけましょう。
次回は下記リンクです。