動く点P・動点を得意になる考え方〜正三角形の性質と面積・動く点・動点Pを苦手に思わない姿勢・問題10〜|神戸女学院中2021年算数1・過去問・中学受験

前回は「文章題を「読み取る」姿勢と考え方〜棒グラフと平均を考える姿勢・2つを1つにまとめる発想・考える対象を減らす・大事な平均・問題9解法B〜」の話でした。

目次

図形上の動く点・動点

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図形:補助線(新教育紀行)

神戸女学院中学の一部改題です。

正三角形の「本質的なこと」を考える、非常に良い問題です。

正三角形の性質と面積

正三角形の対称性(新教育紀行)

正三角形は対称軸があり、きれいな図形です。

(2)までありますが、まず(1)を考えてみましょう。

シンプルですが、なかなか難しい問題です。

正三角形を自分で描いてみましょう。

男子小学生

定規使わないと、
線が曲がっちゃうけど・・・

上手く描けなければ、定規を使っても良いでしょう。

そして、図形問題は「手を動かして描いてみる」ことを実際にやってみましょう。

じっくり取り組んでみたいので、少しずつ図形の大事な性質を考えてゆきます。

自分で正三角形を描いてみて、

女子小学生

どんな風に
新しい正三角形はできるのだろう・・・

このように「正三角形が出来る」状況を考えてみてください。

動く点・動点Pを苦手に思わない姿勢

辺ABを五等分する点から正三角形を作る問題。

考え方によっては「動点がBを出発して、Aに向かう」とも考えられます。

動く点は、大抵「動点P」と名付けられます。

女子小学生

私、動く点は
苦手なんだよね・・・

男子小学生

動いてしまうと、
分かりにくいよね・・・

今回の問題は「動く点」ではないですが、そのように考えることも出来ます。

「図形が次々変わってゆく」動く点の問題は、難しい問題が多いです。

難しいですが、「図形問題である」ことは同じです。

そこで、「動く点」があってもなくても、図形問題としてしっかり考える姿勢を身につけましょう。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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