前回は「中学受験は親子で「合格向けて一路邁進」〜中学受験のぜひ・少子化と中学受験生の増加・北欧式教育の良さ・「全く異なる対象」を比較する議論〜」の話でした。
中学受験における親の役割
中学受験に対して、様々な方の様々な考えがあります。
中学受験において、当事者である「小学生の中学受験生」は、まだまだ幼いので大変です。
そこで、「中学受験をする」と決めたのであれば、まずは親の姿勢が大事と考えます。
親が、
しっかりと前を向いて、
合格へ向かおう!
と考えることが、最も大事と考えます。
面白い記事がありました。
ずっと話題になっている「二月の勝者」に関して、おおたとしまささんが話しています。
おおたとしまささんは、多くのかたがご存知かと思います。
非常に自由な発想で教育・受験に関する著作がたくさんあります。
「二月の勝者」は僕は読んでいないのですが、受験をする親御様で気になる方は多いと思います。
黒木という合格請負人が、
君たちが合格できたのは、
父親の「経済力」そして、母親の「狂気」
と言っております。
この言葉には、筆者は全く共感できないのです。
一方で、「受験の一つの側面を表している」という意味では、一つの問題提起として面白いと思います。
「親と子の二人三脚」の中学受験
筆者は、中学受験は「親と子の二人三脚」と考えています。
高校受験〜大学受験ならば、子どもも成長しているので、塾など通いながら、
僕は自分でちゃんと
勉強して、合格目指す!
が出来る子も多いでしょう。
一方で、中学受験生はなんと言っても「12歳程度の小学生」です。
まだまだ精神年齢が幼い小学生に対しては、親がしっかりとサポートするのが良いでしょう。
そのサポートの一つが「経済力」であることは、「一つの現実」ではあるでしょう。
自分の軸を持つ大事さ
受験は学力もさることながら、精神面が非常に重要です。
その意味で「自分が共感できる考え方・言葉」は大事にすると良いでしょう。
そして、親は子どもと一緒に合格へ向かってゆくのが良いでしょう。
今年の受験生向けに、僕はいくつか過去の偉人の言葉から「試験に向けて」の心構えをご紹介しました。
僕が受験した頃はネットがありませんでしたが、今は膨大な情報が駆け巡っています。
親が軸をしっかりお持ちになって、子どもと一緒に最後まで進むと良いでしょう。