木のおもちゃを作る楽しみ 2〜小さな子どもにおすすめの知育玩具・「分かりやすい」木製おもちゃ・製作中に動かして確認・身の回りのモノで製作・アイスの棒の活用法・立体を想像〜｜子どもの教育

前回は「木のおもちゃを作る楽しみ 1〜小さな子どもにおすすめの知育玩具・木製おもちゃ・街を散歩して見つける楽しみ・ちょっとした発・説明書と同じアングル〜」の話でした。

「分かりやすい」木製おもちゃ：製作中に動かして確認

パーツが少なく、分かりやすいので、大分完成してきた「水上飛行機」。

前回のリボルバーと異なり「親子でつくろう！」と謳っているだけあって、いかにも「子供向け」です。

それぞれのウッドパズルには、Levelが表記してあり「水上飛行機は星一つ」「リボルバーは星二つ」です。

この「星一つ」の差は、非常に大きい印象です。

星二つのリボルバーは中学生以上の子が一人で作るイメージでしょうか。

個人的には、この「星一つ」のシリーズをどんどん充実させて欲しいと思います。

早くもプロペラが登場して、「飛行機らしい」感じになってきました。

日頃乗る旅客機などには、プロペラはついていないことが多いです。

プロペラがついている方が「飛行機らしい」感じがします。

こういう模型では、プロペラなどは「動く」のが大事です。

つけたばかりのプロペラを、回してもらいました。

思い切り奥までさしてしまったので、プロペラが固定されてしまいました。

今作成したばかりのパーツの部分を手元に取って、少し手前に引いて見せます。

「プロペラが回転するための隙間」を横から見てもらいます。

これは「当たり前のこと」ですが、こういうことを「子どもに実感してもらう」のは大事だと思います。

身の回りのモノで製作する：アイスの棒の活用法

続いて尾翼を作成してゆきます。

少し細長いパーツを取り外しますが、こういう時は細くて平べったい木製の棒がとても役立ちます。

以前ご紹介しましたが、この木製の棒は「アイスの棒」です。

次男も乗り込んできて、製作に積極的に関わろうとしました。

確かに、この細長いパーツを取り外すのは、なかなか難しそうです。

「アイスの棒」がなければ、ドライバーだと傷つきそうです。

そこで、平べったいプラスチック製の定規等で外すのでしょうか。

いずれにしても、「アイスの棒」という「身近なものが役立つ」ことは、大事なことです。

尾翼を差し込んで、飛行機の翼が完成しました。

説明書を見て立体を想像

3枚の板を重ねて、何かを作ります。

通常の飛行機にはない、水上飛行機ならではの、海面に着底する際のパーツです。

先ほど作成した長いパーツを支える部材をつけてゆきます。

このシリーズは他にもいくつかあり、兄弟・友達同士で一緒に作るには、非常に良いと思います。

様々なおもちゃに触れる実体験

筆者が小さな頃は、今のように知育玩具がこれほど沢山はありませんでした。

「プラモデル」というと、ガンダムが定番でした。

そして、上のような「デフォルメされた」ガンダムではなく、「リアルな」ガンダムが多かったです。

今のように、ガンプラ（ガンダムのプラモデル）に様々なシリーズがあったかどうかは、覚えていません。

筆者が小学生の頃、最も簡単で「小学生低学年でも作れるガンダム」が、

価格が600円だったように記憶しています。

筆者が小学生だった頃は、まだ消費税が施行される前の時代でした。

そのため「きっかり600円」だったので、100円玉・500円玉を握りしめて、

近くのオモチャ屋さんに買いに行きました。

オモチャ屋さんで、色々なおもちゃに触れる体験は大事だと思います。（上記リンク）

筆者が小学生だった1980年代はネットがなく、街中にはオモチャ屋さんが結構たくさんありました。

大抵のオモチャ屋さんが「メーカー希望小売価格=定価」で販売していて、それが当然でした。

都内近郊では小学校一つか二つの学区に、「一つ以上のオモチャ屋さん」があったのではないでしょうか。

今は、ネット通販が割引価格で販売し、便利かつ手頃です。

とても小売店の商売が、成り立つ状況にはありません。

こういうオモチャ・知育玩具は「親が与える」のも良いです。

「子どもと一緒に選ぶ」経験も大事だと思います。

そういう「実体験」を重ねながら、学んでゆくのが良いように思います。

次回は下記リンクです。