細かなプラモデルを作る体験 6〜プラモデルを様々な角度から見る体験・「手を動かす」学び・プラモデルとペーパークラフト〜|鍛える創造力

前回は「細かなプラモデルを作る体験 5〜自分なりにアレンジする楽しさと個性・磨き上げてゆく「自分なりのコツ」・一つ一つ丁寧に考える〜」の話でした。

目次

プラモデルとペーパークラフト

小学校低学年には、少し早いタミヤの”Waterlineシリーズ”の作成。

パーツがとても小さいですが、主に僕が作成しながら、子どもにも作成してもらいました。

子ども

ほとんど
出来てきたね・・・

だいぶ出来てきました。

小さな大砲などを接着して、丁寧に作成してゆきます。

パーツが小さいので接着剤が少し多めになってしまいますが、あまり気にしないで制作を進めます。

ついに完成しました。

子ども

やっと
出来たね!

内野吉貴

上手く
できたね。

パーツが非常に小さいので、接着剤が少し多めになってしまった部分が多いです。

そういう部分は、あまり綺麗に仕上がっていませんが、今後少しずつ慣れてゆけば良いと思います。

子ども

ペーパークラフトの大和より
大分簡単だったね。

簡単ではありませんが、ペーパークラフトは「紙を折って立体化」が難しい点です。

ペーパークラフト・戦艦大和の船体を作る話を、上記リンクでご紹介しています。

ペーパークラフトの戦艦大和作成は、このプラモデルの8倍くらいかかりました。

「船体の形を作る」だけでも多くの時間がかかりました。

今回のプラモデルは船体は「切るだけ」でした。

子どもにとっては、「時間が大分短かった」ので「簡単」に感じるのでしょう。

プラモデルを様々な角度から見る体験:「手を動かす」学び

内野吉貴

よく
見てみて。

子ども

とてもちっちゃい
部分があるね。

内野吉貴

今度は、こっちから
見てみて。

子ども

うん。
ここは、僕が作ったね。

「完成すると満足」しがちなプラモデルですが、せっかく作ったので、色々な角度から見てみましょう。

内野吉貴

自分で持って、
色々と見てみて。

子ども

うん。
この船は、高いところが、大和より前だね。

艦橋の位置が、戦艦と駆逐艦では大分違うようです。

プラモデルは立体なので、「様々な角度から見てみる」楽しさも感じると良いです。

子ども

また、
作りたい!

子どもは「一つできると、次も!」となります。

内野吉貴

また、
作ろう。

またの機会に、プラモデルなどを作ってみたいと思います。

算数で「手を動かす」という「遠回りな勉強」の話を、上記リンクでご紹介しています。

プラモデルでも算数でも、「自分で手を動かして、やってみる」経験が最も大事です。

プラモデルを作るのを「見ている」も、楽しい面があるかもしれません。

そして、「実際に作ってみて気づくこと」は、沢山あります。

そういう「気づくこと」に、楽しみながら気付けると、子どもも楽しく成長するでしょう。

次回は下記リンクです。

新教育紀行

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