前回は「幅広い学力・学ぶ力をアップさせる〜実際に一緒に行ってみる大事さ・アクティブな精神・自立精神〜」の話でした。
子どもの学力や成績をアップする方法:知的好奇心を刺激
天候にもよりますが、夜は暗くて、朝になるにつれて少しずつ明るくなってゆきます。
昼は明るくて、少しずつ暗くなってゆき、夜は暗くなります。
この事実は、子どもでも知っている「当たり前のこと」です。
この現象の理由は、「太陽が出てくるから」です。
もう少し理科的に説明すると、太陽と地球の関係や自転、場合によっては公転の話も出てきます。
小学校低学年で、この現象は理解します。
うん。
これは知っているよ!
太陽は
東から昇るんだよね!
そして、小学校高学年になると、この現象の理由がなんとなくわかってきます。
太陽の動きも
勉強するよ。
そもそも、
なぜ、地球は太陽の周りを
回っているのか?
などの問いになると、難しくなってきます。
なぜ明るくなったり、
暗くなるのか?
を、ある程度理解できるようになったら、実際に見てみましょう。
一度「暗い」から「明るくなる」の状況を子どもと一緒に体験してみましょう。
星空が綺麗な地域に、家族などで一緒に旅行に行った時が良いと思います。
日常の家・マンションなどからの眺めでも良いでしょう。
明け方、まだ暗い時は星が見えるかもしれません。
そして、太陽が出てくる「日の出」の時間を迎え、少しずつ明るくなっていきます。
上の写真は九州の五島に行った時に、子どもと一緒に日の出を見た時の写真です。
あっ、
太陽が出てきたよ・・・
どんどん
明るくなるね・・・
「太陽が昇る」を実体験する大事さ
富士山山頂から、日の出をみた写真です。
こういうドラマチックな光景を見ることが出来たら、心に残ります。
子供にとっても、そして大人にとっても一生大事にする経験です。
山登りをするのは子供にとっては、なかなか大変ですから、身近なところからでも見てみましょう。
理科の現象などの原理を理解・説明できることは、とても良いことです。
さらに、その原理を実際に体験することは、なお一層素晴らしいことです。
その体験は、子どもの記憶に刻み込まれ、やがて大きな学びへと発展してゆくでしょう。
何事も「実体験すること」が大事です。
少しの実体験が好奇心を喚起:学びへの興味
ちょっとした「実体験」から興味・好奇心が生まれて、学びへの興味が出るかもしれません。
これは
なぜだろう?
太陽の位置や高さによって、影の向きや長さは大きく変わります。
これの事実は、たくさんある理科の中では比較的理解するのが難しくないかもしれません。
このことを「単に図を描いて理解」しているのと「一度体験」しているのでは違うと思います。
一度で良いので、実際に体験すると、
あの時、
こんな感じだったな・・・
と記憶に残り、理科への興味が湧く可能性があります。
そして、得意分野・得意科目に成長することもあるでしょう。
得意分野があると、
僕は、
〜なら得意だよ!
子どもは、自信を持つようになります。
その「小さな自信」が成長してゆき、やがて「大きな自信」へとなってゆくでしょう。
その自信が大きくなってゆき、自信が成長してゆくのが望ましいでしょう。
そして、勉強・学びに対する視線が変化し、学力アップにつながるでしょう。
次回は下記リンクです。