前回は「塾にかかる多額の費用と子どもの気持ち〜塾で出来る新しい友達・広がる子どもの世界・親が望む費用対効果と受験・初志貫徹する姿勢〜」の話でした。
いつから塾に通うのが良いか
今回は中学受験で塾に行く場合、「何年生から行かせるべきか」の話です。
中学受験の低年齢化が始まったのは、いつ頃からでしょうか。
筆者が受験の入塾時期の「異常な低年齢化」を感じた話をご紹介しました。(上記リンク)
感覚的には、2000年代に低年齢化が進んだと思います。
ちょうどその頃は少子高齢化がさらに進んだ時期で、塾側の戦略もあったでしょう。
多くの親は「小学校4年くらいから」子どもを塾に行かせているのでしょうか。
受験界では「小4からのガチ受験」と「小6からのゆる受験」と言われている面があるようです。
そして、最近の状況は「第三次中学受験ブーム」になっていると聞きます。
この中、多くの親は、
中学受験を
考えているけど・・・
うちの子は、いつから
塾に通わせるのが良いのかな・・・
「いつからが良いか」を考えていると思います。
実際には、「いつから」というのは子ども次第であり、「いつからが良い」には答えがないと考えます。
親子共にポジティブに向かう中学受験
親子共にとても大変な中学受験。
莫大な時間・エネルギー・費用が、中学受験には費やされます。
親子共にポジティブに取り組んだ方が精神衛生上も良く、本人の志望校合格も近づくでしょう。
中学受験するメリットとして「教養」と「勉強する姿勢」が身につくことが挙げられます。
それは一面に過ぎないと思います。
教養といっても、小学生の時期に無理に沢山知らなくても良いでしょう。
「物事をたくさん知っている=教養が高い」とは限らないです。
「ポジティブに」と考えたい中学受験ですが、子ども本人・親・あるいは他の方も含めて大変です。
多大なエネルギー・時間・コストがかかる中学受験。
この中学受験には、現実として「ネガティブな要素が非常に多い」のも事実です。
「塾に行かせ始める時期がいつか?」は、各ご家庭にとって非常に大事な問題だと思います。
子どもの個性や思考性を尊重
「いつから子どもを塾に通わせるのが良いか」という課題。
これは各子ども・ご家庭次第で「答えはない」のですから、親がよくお考えになるのが良いと思います。
〜さんのところの
子どもは、もう塾に行っているみたい!
うちの子も
通わせた方が良いのかな・・・
他の家庭の子どもの動向が、気になる方もいらっしゃるかもしれません。
場合によっては、「小学校一年生から塾へ通う」方も多い中、通塾の開始時期は実に多様です。
この中、親が持つべき姿勢は、
他の子は他の子!
うちの子はうちの子!
「子どもそれぞれ」という姿勢が最も大事であると考えます。
子どもの個性や思考性を尊重するのが良いでしょう。
塾と子どもの相性も非常に大事です。
この塾は
なんか好きかも・・・
「雰囲気が合う」塾で学ぶことが、子ども本人にとって大事でしょう。
対して、
この塾の
雰囲気は、あまり好きでない・・・
子どもが「合わない」と感じるならば、その塾はやめた方が良いでしょう。
個性はそれぞれで、それぞれの子どもが「どのような個性のある学校に行くか」もそれぞれだと思います。
親様が「うちの子はうちの子」という強い気持ちを持つことが、子ども本人も安心するでしょう。
そして最終的に、志望校合格という良い結果をもたらすでしょう。
次回は下記リンクです。