前回は「親の子どもへの良い接し方〜「すでに頑張っている」子ども・親の思いと子どもの思い・子どもを「肯定する」大事さ・「よく出来ているね!」と褒める・成功者たちの発想・「出来る」ように考える〜」の話でした。
「宇宙飛行士になる勉強法」山崎直子
今回は、中学生・高校生向けにおすすめなほんのご紹介です。
「宇宙飛行士になる勉強法」(山崎直子著 中公文庫)です。
この本は、中高生〜親御様に読むことをオススメしたいと思います。
僕は宇宙飛行士は
目指してないですが・・・・・
タイトルが「宇宙飛行士になる勉強法」なのですが、宇宙飛行士を目指していない方も非常に参考になる話が沢山あります。
勉強のやり方やノウハウではなく「人生の指針」を考える
「勉強法」とありますが、勉強のやり方に関するノウハウ本ではありません。
むしろ、山崎さん自身が小さい頃から感じていたこと、どのように人生を切り開いてきたか、などが描かれています。
文系・理系問わず、中高生には読んで欲しいと思います。
特に女性は共感するところが多く、得るところもまた非常に大きいでしょう。
先進国の中で、日本は「女性の専門家」が少なすぎる異常事態となっています。
ぜひ、中学生・高校生の女性には読んで欲しいと思います。
それは、勉強のやり方やノウハウではなく、「人生の指針」を考える良いきっかけになるでしょう。
「子どもと読書や学び」に関する数多くの有意義な話
山崎さんご自身の米国留学の話もあり、豊富な内容です。
留学を目指している方・考えている方にも読んで欲しいと思います。
中学受験の親向けに「子どもにどう勉強させるか」という本もあります。
実際には、そういう本よりも役立つと考えます。
山崎さん本人が「受験に成功した本人」であるからです。
さらに、それに留まらず、自己のフィールドで大きな成果を上げているからです。
小さな子どもがいらっしゃる親にとっても、
なるほど、
子どもの頃はこう考えていたんだ・・・
山崎さんの「読書に対する考え・思い」など、大変参考になるでしょう。
おそらく多くの親にとって、
こういう
考え方もあるんだ・・・
子どもをこう育てるのも
良いかもな・・・
と、参考になることがいくつかあるはずです。
山崎さんの文章も親しみやすく、読みやすいです。
東京大学理科一類から工学部・航空宇宙工学科へ進学して、宇宙飛行士となった山崎直子氏。
その生き様や考え方からは、非常に多くの示唆が得られるでしょう。
次回は上記リンクです。