前回は「「合格への決定打」中高文化祭訪問〜在校生に質問する大事さ・中高文化祭訪問の意義・ネットや雑誌の「リアルな情報」と主観〜」の話でした。
今年の問題は直ぐにトライ:校風感じて早期に志望校最終決定

桜の時期が終わり、春めいた季節になってきました。
日本人にとって、桜は「日本の国花」を超えて「日本の精神・象徴」でもあります。

僕も桜は
大好きだよ!



桜って、綺麗と言うよりも
美しいよね!
小学生の子どもたちにとっても、満開の桜を見ると「何か日本的なもの」を感じるでしょう。
一方で、中学受験生〜大学受験生にとっては、桜で「最後の一年の始まり」が本格化します。



桜も良いけど、今年は、
あまり見ている余裕がなかったかな・・・



今年は桜は
街中でちょっと見たくらいかな・・・
例年、家族で「お花見」している受験生たちも、今年は「街中で楽しむ」程度だった人もいるでしょう。
来年、志望校に合格した上で、満開の桜を心ゆくまで楽しめるのを心待ちにする人も多いでしょう。
そして、まずは今年の志望校の過去問を見てみましょう。



志望校の過去問見ても、
今は解けない問題が多そう・・・



過去問は
まだ早いんじゃない?
過去問に本格的に取り組むのは、「夏から秋」の人が多いかも知れません。
過去問は早い時期に取り組むのがよく、ぜひ今年の第一志望校・第二志望校の過去問はすぐ見ましょう。



解けなかったら、
自信なくしそう・・・



過去問は後に
取っておいた方が良いんじゃない?
「過去問は大事」と考える人もいるかも知れませんが、過去問や予想問題等は山ほどあります。
そのため、「取っておく」ことに大きな意味はないと考えます。
「解ける・解けない」は別として、過去問を見てみましょう。



僕の第一志望校では
こういうテストが出るんだ・・・



私の志望校では、
こんな感じのテストなんだね・・・
多くの方は、新六年生の時点で志望校を「決定している」か「大体絞っている」でしょう。
ここで、



僕の偏差値では、
このくらいのレベルの中学かな・・・



私の合格判定だと、
志望校はこのあたり・・・
偏差値や合格判定から「志望校を決定・絞る」人もいるかも知れません。
偏差値や合格判定は「参考にはすべき」ですが、自分が通う学校との相性が最重要です。
入試問題には各学校の校風・カラーがある程度出るので、「出題の雰囲気」との相性も参考にしましょう。
今年の問題を「解く」よりも、「見る」ことが大事です。
そして、志望校の問題との相性も大事なので、それを含めて志望校を早期に最終決定しましょう。
文化祭訪問で合格判定アップ:「知っている環境」で入試迎える姿勢


そして、早々に今年の入試問題を見たら、志望校の文化祭日程をチェックしましょう。



僕は、第一志望はA中学と
第二志望はB中学にする!



私は、第一志望はX中学で
第二志望はY中学かZ中学かな・・・
第二志望校や第三志望校などは、今後成績の推移に合わせて変化することもあるでしょう。
まずは、第一志望校を決めるのが大事で、ぜひ文化祭に行ってみましょう。
一度でも行っていれば良いですが、



まだ、第一志望校の
A中学には行ってない・・・



第一志望はX中学の
文化祭に行ってみたいけど・・・
小学校新六年生の中学受験生は、「文化祭に行ってない」場合、勉強が優先になるかも知れません。
文化祭の時期にもよりますが、春から9月くらいまでならば、ぜひ息抜き兼ねて文化祭に行きましょう。
10月以降は模試などで忙しいので、個々の判断となります。



僕の第一志望校は、
文化祭が10月だから・・・



さすがに、文化祭に
行っている場合ではないかも・・・
忙しいですが、志望校合格を具体的にイメージするために、「ほんの少し」訪問するのも良いでしょう。
例えば、「1〜2時間程度」でも訪問すると良いです。
「1〜2時間程度」では、短すぎるかも知れませんが、2〜3の展示が見れます。
そして、入試は校舎で行うケースが多いので、「入試当日の下見」としても良いでしょう。
「初めて行く」校舎ではなく、ほんのちょっとでも「訪問した経験がある校舎」ならば、



この校舎は、
文化祭でちょっと来たから分かる・・・
「ちょっと分かる」空間・環境で試験受けるのと、全然知らない空間・環境で受けるのは違います。
これが、精神的に大人びた中学生〜高校生の高校受験生・大学受験生ならば、問題ないでしょう。



どこで受験しようと
実力出せる!



色々なところで
模試を受けたから、どんな所でもOK!
「初めての人生大舞台」の人が多い中学受験生は、「知っている環境」が良いでしょう。
そして、「知った環境」での受験によって、中学受験の合格率はアップするでしょう。
今年2025年の春の文化祭日程を、上記リンクでご紹介しています。
志望校の校風や在校生のカラーが分かり、「合格への意思」が大いに強まる文化祭訪問。
更に入試当日に「安心できる」メリットもあるので、ほんの短い時間でも訪問することをお勧めします。
次回は上記リンクです。