自分が通う中学校がベスト〜中学受験の結果と子どもの未来・「頑張った人生」を肯定的に〜|子どもの教育と中学受験1

前回は「多様な子どもの個性と成績〜「飲み込みが悪かった」アインシュタイン・「鋭すぎる感受性」と本質を見抜く眼力・日本に対する慧眼〜」の話でした。

目次

自分が通う中学校がベスト:中学受験の結果と子どもの未来

新教育紀行
五島ー長崎の船と海(新教育紀行)

2025年の中学受験が、概ね終了する時期になりました。

中学受験をした中学受験生の皆さま、親の方々、大変お疲れ様でした。

男子小学生

第一志望校には
届かなかったけど・・・

男子小学生

なんとか第二志望校に
合格できた・・・

女子小学生

私は
第三志望校に合格出来た・・・

受験前、受験生本人や親が望む様々な志望校がある中、合格された方はおめでとう御座います。

男子小学生

第一志望校の
A中学をずっと目指していたのに・・・

女子小学生

私は、第一志望の
T中学に受かりたかったけど・・・

女子小学生

第三志望の
U中学には合格出来た・・・

近年「中学受験の過熱化」の風潮の中、「志望校に合格出来なかった」人が多数いらっしゃいます。

ここで大事なことは、「自分が通う中学校がベスト」と思う気持ちです。

そして、親は、

受験生の母親

残念だったかも
しれないけど・・・

受験生の母親

頑張ったんだから、
そんなに気にしないで・・・

受験生の母親

U中学校に合格出来たんだから、
良かったじゃない!

「第〜志望校」の中学校に「合格出来た」ことを「良かった」と考えることが大事です。

そして、本人に対しては、

受験生の母親

U中学校も、とても
良い学校だから、楽しみにしましょう!

「合格出来た中学校に通う」ことを、楽しみにするように伝える姿勢が大事と考えます。

女子小学生

うん・・・
U中学も良いよね!

「頑張った人生」を肯定的に

新教育紀行
雲と空(新教育紀行)

筆者は、運良く第一志望校に合格することが出来ましたが、当時の小学校同級生で、

Mくん

僕は第一志望も第二志望も
落ちてしまって・・・

Mくん

第三志望校には
合格出来たけど・・・

Mくん

いいよな・・・
第一志望に受かった人は・・・

この様に、とても気落ちしていた人もいました。

筆者は、1990年に中学受験しました。

当時、公立小学校の同級生120名ほどのうち、中学受験したのは、15〜18名ほどでした。

比率で考えると「12〜15%程度が中学受験」で、現在は「もっと高い比率」の学校も多いでしょう。

例えば、Mくんの人々の表情は、とても落胆していました。

Mくん

はぁ・・・
残念だな・・・

本人は、「自分は失敗した」と思っているようで、顔色が冴えませんでした。

Mくんとは特段親しくなく、クラスも違いましたが、同じクラブだったので「仲間意識」がありました。

小学生の筆者

・・・・・

小学生だった筆者は、Mくんに声を掛けようもなく、ちょっと戸惑っていました。

Kさん

私は第一志望も
第二志望も落ちちゃったけど・・・

Kさん

第三志望校の
S中学に行くことにしたよ!

「進学先が第三志望校」となった女子のKさんは、結果を受け止めて、前向きでした。

個性や性格にもよりますが、男性と女性では根幹的に異なり、女性の方がポジティブな傾向があります。

一般的に、女性と比較して、男性の方が「物事を深刻に受け止めてしまう」傾向があります。

これは、「性の差」なのでやむを得ませんが、その後もKさんは、

Kさん

色々大変だったけど、
みんな頑張ったね!

「頑張った人生」を、肯定的に捉えていたのが印象的でした。

結果は様々と思われますが、「中学受験は人生の様々な場面の一つ」です。

子ども本人の未来は、「中学校以降がより大事」と考えます。

まずは「頑張った人生」をポジティブに考えて、「通う中学校がベスト」と思う姿勢が大事と考えます。

中学受験の後の姿勢

・受験生本人も親も「通う中学校がベスト」と思う

・「頑張った人生」をポジティブに考える

次回は上記リンクです。

新教育紀行

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