前回は「「コップの小さな畑」で成長が止まった植物たち〜最も大事な光合成・同一環境でも異なる成長する植物たち・生き物の成長を実感〜 」の話でした。
「成長の停止」からギアチェンジして成長へ:冬至から上がる太陽高度

2024年11月2日〜4日に筑駒中高の文化祭を訪問した際、「コップの小さな畑」を頂きました。
そして、コップの中で、小さな芽が生まれて、少しずつ成長しました。
筑駒中高の文化祭の「コップの小さな畑」に関する話を、上記リンクでご紹介しています。
その後、コップでは狭すぎるので、プランターに移植して、バルコニーで成長を見守りました。

「コップの小さな畑」を頂いた文化祭が、2024年11月2日で、それからは冬になる一方でした。
急速に寒くなり、太陽の光が届きにくいマンションのバルコニー。
植物たちの成長は、ピタリと止まったようになりました。
この間、「コップの小さな畑」の「3つの芽」のうち「2つの芽」が生き残り、成長してくれました。

前回から11日経過した頃で、ちょうど「コップの小さな畑」を頂いてから4ヶ月になりました。
上の写真は、2025年3月2日で、少し暖かくなってきた頃です。
12月の冬至から、太陽高度が上がるのは日常生活でも感じられるようになりました。
そして、太陽の高度上昇により、バルコニーに陽が差し込んでくるようになりました。

少し大きくなって
きたかな・・・
太陽光を浴びていると、見るからに植物の色が変わるのが分かります。


緑の色が強くなり、明らかに少しずつ生き生きとしてきているのが分かります。



色が緑に
なってきたね・・・


生き残ってくれた「2つの芽」は、「成長の停止」からギアチェンジして成長へ向かっているようです。
バルコニーで成長したブロッコリー


同日の「そら豆」の状況が上の写真です。
不思議なほど、冬場でも急成長する「そら豆」は、ぐんぐん伸びてゆきました。


「そら豆」の種を一袋買って、色々と植えてみましたが、概ね大きく成長しました。
「小さなコップの畑」を機会に、11月に色々と植えてみましたが、



学校でブロッコリー
植えて育てたから・・・



ブロッコリーも
育ててみたい・・・
学校の授業で育てたブロッコリーを「自宅でも育てたい」と子どもが言うので、植えてみました。



学校では
苗からだったけど・・・
購入したのは「苗ではなく種」だったので、



上手く成長
するかな・・・
ブロッコリーは「畑で植えるもの」の印象があり、筆者はプランターで育てるのは初めてです。





ブロッコリーが
出来てきたね・・・
寒く、太陽光が少ない中、ブロッコリーが種から成長して、小さなブロッコリーが出来ました。
お店で見かけるブロッコリーですが、なかなか「成長する様子を見る」機会がないので、



ブロッコリーって、
こういう風に出来るんだね・・・
筆者も、「ブロッコリーのでき方」をリアルに理解することが出来ました。
「小さなコップの畑」が契機になって、バルコニーが賑やかになってきました。
春になって暖かくなってきたので、植物を子どもと一緒にぜひ育ててみてください。