物理部の活動が超活発な早稲田〜電子工作の一対一体験工作・素朴で元気な生徒が並んで歓迎・「生物を直に感じられる」生物部〜|2024早稲田中高文化祭紀行1・中学受験

前回は「『様々な中高生の姿』を見せる開成〜学食の素朴なカレーとうどん・シンボルマーク「ペン剣」と化学実験・気流を実演する天文気象部〜」の話でした。

目次

素朴で元気な生徒が並んで歓迎:「生物を直に感じられる」生物部

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2024年度 早稲田中学校・高校文化祭「興風祭」(新教育紀行)

今年2024年9月28日〜29日に開催された早稲田中学校・高校の文化祭「興風祭」を訪問しました。

私学の雄である早稲田大学と共にある早稲田中高は、抜群の存在感があり「早稲田駅」があります。

その早稲田駅から、歩いてすぐの好立地にあるのが早稲田中高です。

すぐ近くには高層の校舎の早稲田大学が見えて、「早稲田の街」という雰囲気です。

興風祭の門を抜けると両側に早稲田生の方々が立ち並んで、来校者をお迎えし、

早稲田生

おはよう
御座います!

早稲田生

僕たちは、〜部で
〜の展示をやっているので、ぜひ来てください!

猛烈な勢いの大歓迎を受けました。

このように入り口付近で「在校生が挨拶・歓迎する」のは他校でも見られますが、

内野吉貴

こんな風に両側で
列を成して迎える姿勢は初めてだ・・・

早稲田らしい素朴で元気、かつ礼儀正しい雰囲気に好感持ちました。

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2024年度 早稲田中学校・高校文化祭「興風祭」(新教育紀行)

まずは比較的新たな校舎の理科棟に向かって、生物部へ。

子ども

なんかちょっと
暗いけど・・・

生物部では「全体照明を落として、展示の生物に照明を当てて際立たせる」展示でした。

他校では見たことがない展示方法で、

内野吉貴

初めての展示で
面白い・・・

早稲田生

こちらの
〜を見てください。

こちらの生物部で目立ったのは、「直に生き物を見られる」ことです。

早稲田生

ここから、
見てみてください。

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2024年度 早稲田中学校・高校文化祭「興風祭」(新教育紀行)

大抵の生物の鑑賞は「横からケース越しに見る」のですが、生き物を目前にすると、

子ども

うわっ、
目の前で動いたよ。

生き物の生命力を間近に感じることが出来、とてもリアルでした。

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2024年度 早稲田中学校・高校文化祭「興風祭」(新教育紀行)
早稲田生

これらは蟹が脱皮した
抜け殻です。

早稲田生

このように色々なカニの種類によって
違い、〜です。

このように大勢の生物部員の方がいて、気さくに子どもや来校者に説明していました。

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2024年度 早稲田中学校・高校文化祭「興風祭」(新教育紀行)
早稲田生

これは大きなゴキブリ
ですが、触ってみますか?

子ども

えっ、ゴキブリ?
触れるの?

早稲田生

ここ、
触ってみて・・・

これほど巨大なゴキブリは初めて見ましたが、「触れる」のは驚きでした。

全体的に生物が大好きな「優しいお兄さん」たちが子どもたちに積極的に話しかける雰囲気で、

子ども

ここの生物部は
とても面白かった!

なかなか出来ない「目の前で生物を見る」や「生物に触れる」体験が、とても良かったです。

このように来校者が「生物を直に感じられる体験」が出来る点で、際立った展示でした。

物理部の活動が超活発な早稲田:電子工作の一対一体験工作

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2024年度 早稲田中学校・高校文化祭「興風祭」(新教育紀行)

次は、展示室が三つもある物理部へ。

武蔵中高物理部で、中高生の時に「物理部の展示をする」側だった筆者は、

内野吉貴

物理部の展示が
三部屋もあるのか・・・

まずは、その展示の量の膨大さに驚きました。

他にも展示室が複数に渡る部があり、「多くの展示をする」のが早稲田祭のカラーのようです。

開成生

僕たちは、飛行機を作って
飛ばす研究をしています!

開成生

ちょっと作るサイズが大きすぎて、
航空法という法律に引っかかるみたいで・・・

開成生

飛ばせなくなってしまいましたが、
小さな飛行機は飛ばしました!

勢い余って「大きすぎる」飛行機を作ってしまう姿勢もまた、若々しくて良いことです。

多数の展示に加えて、体験実験も出来る物理部は超活発で、部員達にも活気がありました。

開成生

体験実験も出来るので、
ご希望の方はチケットをお持ちください。

文化祭では体験実験が出来ることがあり、大人気の傾向があります。

それは、子どもたちにとっては、

男子小学生

やったことない
実験するのって楽しい!

まず「実験が楽しい」ことが挙げられますが、

男子小学生

お兄さんたちに
教えてもらうのが、楽しい!

お兄さん達に「身近に教えてもらう」体験は、非常に得難いことです。

小学校では絶対に得られない「中高生のお兄さんに教えてもらう」実験。

そして、優しそうで丁寧なお兄さん達が色々と、話しかけてくれても、

男子小学生

何を、どう聞けば
良いのだろう・・・

こうなりがちですが、体験実験では「分からないこと」を聞けば良いので、

男子小学生

ここがちょっと分からない
んだけど・・・

このようにお兄さんに「聞けば良い」ので、子どもにとっても「楽にお兄さんと接する」体験が持てます。

どこでも大人気の体験実験ですが、「物理部の体験実験」は初めてなので、

内野吉貴

電子工作の
体験実験、やってみる?

子ども

うん!
やってみる!

運よく体験実験のチケットが取れたので、指定時間に向かいました。

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開成生

それでは、
体験実験しましょう!

開成生

こういう電子工作って
したことある?

子ども

工作はしたことありますが、
こういうのは初めてです。

開成生

初めてでも
大丈夫だから、やってみよう!

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2024年度 早稲田中学校・高校文化祭「興風祭」(新教育紀行)
開成生

ここにこうして
ハンダをつけてね。

子ども

これで
良いですか?

開成生

そうそう。
とっても上手だね。

開成生

ここはね、
ちょっと難しいから・・・

小学生には、ちょっと難しいところはお兄さんがサポートして作ってくれました。

開成生

うん、良さそうだから、
もうちょっとやってみようか。

子ども

うん。
やってみます。

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2024年度 早稲田中学校・高校文化祭「興風祭」(新教育紀行)
開成生

出来たので、
このスイッチ押してみて。

子ども

あっ、
光った!

開成生

これで体験実験は
終わりです。

開成生

作成した電子工作は
お持ち帰りください。

子ども

持って帰っていいの?
嬉しいな。

人生初の「ハンダゴテ」を体験した子どもは、とても楽しそうでした。

この体験実験では、中学生を主体とした若々しいお兄さん達が子ども達を相手にしていました。

内野吉貴

何年生
ですか?

開成生

僕は中一で
入ったばかりです。

開成生

まだ電子工作には
慣れなくて・・・

このように、謙虚で初々しい姿勢にとても好感を持ちました。

高校生でも良いですが、小学生の子どもにとっては「少しお兄さん」の中学生がベストと思います。

多数の中学生を軸にした部員の方達が、一生懸命子ども達を教えていました。

もう一点、とても良い点が「一対一」であることでした。

内野吉貴

子ども一人に部員一人が
対応するのは、とても良い・・・

「一対一でみっちり対応」してくれる体験実験は、大変有り難いことです。

体験実験をする部員の方達にとっては、大変だと思いますが、大いなる熱意を感じました。

来年同時期に開催されると思われる早稲田の文化祭に、親子で訪問してみてはいかがでしょうか。

次回は上記リンクです。

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