前回は「小学生3,4年生の理科を楽しく体験〜小学生の理科の勉強・教科書と体験・実験すること・太陽の動きと影の移動を体験・公園とバットの影・どんどん長くなってゆく影・影の長さと形を実感〜」の話でした。
昭和記念公園のお花見「七分咲きの桜」
一昨日2024年4月6日に、昭和記念公園へお花見に行きました。
とても広く自然豊かで、子どもが楽しめる昭和記念公園は、僕は昔からとても好きです。
筆者が武蔵中学・高校に通っていた時、
中学高校の部活で、
新入生が入ると歓迎会で・・・
毎年、
ここ(昭和記念公園)に来たな・・・
都内で貴重な自然が味わえる昭和記念公園が、それほど遠くなかったこともあり、何度か訪問しました。
当時を思い出すと、懐かしく思います。
昭和記念公園がある立川エリアは武蔵中高からは近くはないので、電車で1時間以上かかります。
当時、立川エリアから通学している同級生もたくさんいたこともあり、毎年「定番」となっていました。
先生が一緒ではなく、高校2年生が中心となって連れてゆくのは、
ちょっと遠くに
生徒だけで行くのは、面白かった・・・
当時としては「ちょっとした冒険」でありました。
今年は3月が比較的寒くて、4月に暖かくなって春めいてきたと思ったら、また温度が下がりました。
今年は「少し遅め」で、まだ満開の桜ではなく、蕾もたくさんある状況です。
天候は曇り気味でしたが、「満開でない」のも良いです。
むしろ「咲き誇る桜とこれから咲く蕾」を一緒に楽しめる状況でした。
チューリップ園のチューリップたちも、咲き誇るチューリップと蕾のチューリップが共存している状況で、
ほら、
チューリップが綺麗だよ!
子どもに話しかけますが、
うん、
そうだね・・・
花にあまり興味がない子どもは、あまり気が乗っていない感じです。
体を思い切り動かして楽しめる「虹のハンモック」と「雲の海」
七分咲きの桜やチューリップを楽しむのは、大人たちなのかもしれません。
しばらくして、子どもたちは、
なんか、
暇なんだけど・・・
「暇だ」と言い出すので、写真が好きな僕は子どもたちにもカメラを持たせて、
桜が綺麗に咲いているから、
写真を撮ってごらん。
写真を遠くから撮るだけではなく、接写して撮影する方法など教えて、
こうして、カメラを設定して、
桜に近づくとアップで撮影できるね。
こう説明すると、
写真
撮ってみたよ!
少しの間、撮影を楽しんでいましたが、すぐに、
もっと楽しいこと
したいんだけど・・・
そして、遥か向こうに見える「子どもたちが楽しくピョンピョン飛んでいる」方向を指差して、
あれが
楽しそうなんだけど・・・
じゃ、あそこ
行ってみる?
うん!
そうしよう!
花見に飽きた感じの子どもたちと一緒に「わんぱくゆうぐ」にやってきました。
ちょっと
行ってくるね!
このように、体を動かす楽しいことは子どもたちが最も好きな活動です。
花見よりも優先順位が遥かに上である「面白いこと」を見つけた子どもは、
これ、
面白いよ!
大勢の子どもたちと一生懸命にピョンピョン飛んでいるのを見ながら、
なかなか面白いし、
よく出来た遊具だな・・・
こう思いながら、しばらく僕も見ていました。
このエリアも楽しそうですが、昭和記念公園の北西の角あたりには「こどもの森」はもっと楽しいです。
去年も行った、
もっとピョンピョン出来るところ行こう!
じゃ、
そこに行く!
「子どもの森」には、「虹のハンモック」や「雲の海」などがあります。
大勢の子どもたちが、思い思いに飛び上がって楽しんでいました。
「雲の海」では、子どもたちが思い切りピョンピョン出来て、
とても
楽しいよ!
中学生以下の子どもたちが、思い切り走り回ったりピョンピョン飛んで、楽しんでいます。
エリアによって、「中学生以下」「小学生以下」に分けられています。
中学生らしい男の子も女の子も小さな子と一緒に、思い切り楽しんでいます。
小学生と中学生では、だいぶ体格が違い指向性が違うはずですが、一緒になって遊べる遊具に、
これは
とても良い遊具・仕掛けだな・・・
小学生と中学生が「混ざって遊ぶ」のは、とても良いことと思いました。
シャボン玉の形はなぜ「まん丸」なのか:揺らめく大きなシャボン玉
天候が崩れてゆく予報もありましたが、15時頃から晴れ間が見えてきました。
良い天気になって、
良い日和だな・・・
思い切り体を動かし過ぎて、ちょっと疲れた子どもたちは、
次はシャボン玉
やる!
せっかく持ってきたシャボン玉セットを使って遊ぶことにしました。
たくさん、
シャボン玉できた!
この日は風が少し出ていたので、風に任せてシャボン玉が出来てゆきました。
シャボン玉って、
なぜまん丸だと思う?
う〜ん、
そういえば、まん丸が多いね・・・
なんでまん丸なのかは
分からないけど・・・
もっとシャボン玉
作る!
シャボン玉がまん丸なのは、大人にとっては常識ですが、こうして改めてみると不思議に思えます。
「まん丸の理由」は、シャボン玉にとって「球体が最も安定しているから」です。
そして、表面張力などが関係して、物理的には「エネルギー的安定」も大事です。
実際に、球体を眺めていると「安定感」が感じられます。
とても大きなシャボン玉が出来ました。
うまく大きいシャボン玉が
出来たよ!
ぷよぷよして
動いているね!
大きなシャボン玉は、風に揺らめいて、その形状が刻々変化します。
プルプル動いて、
不思議な形しているね!
大きなシャボン玉は、安定な状態になるために時間がかかるので、少しプルプルと揺らめきます。
さっきのまん丸とは
違う形だね!
こっちは
面白い形だね。
どっちの形が
好き?
どっちも
面白い形だから、どっちもいい!
大きなシャボン玉は、いかにも不安定な感じで、揺らめきながら今にも割れそうです。
こうして双方の形を眺めてみると、まん丸の小さめのシャボン玉の安定感が感じられます。
あっ、
シャボン玉だ!
一生懸命シャボン玉を作り続ける子どもと、それを追いかける子どもたちを見ながら、
改めてシャボン玉を
眺めると面白い・・・
写真を撮影しながら、僕もシャボン玉を楽しみました。
昭和記念公園は、来週も桜がもう少し楽しめそうです。
遊具も楽しく、大自然の中でゆっくり出来る大人も子どもも楽しい昭和記念公園。
都内近郊の方はぜひ。
次回は上記リンクです。