しめやかに琴を演奏する本郷〜子どもが楽しいバッティングと応援部・手作りソーセージを懸命に焼く本郷・子どもが楽しい「くじ引き」〜｜2024本郷中高文化祭紀行2・中学受験

前回は「実証を重視する骨太な本郷〜ホバークラフトに乗って楽しい物理部・子どもたちに一生懸命説明する生物部・生物と共に成長して気づくこと〜」の話でした。

手作りソーセージを懸命に焼く本郷：子どもが楽しい「くじ引き」

今年2024年9月21日〜22日に開催された本郷中学校・高校の文化祭「本郷祭」を訪問しました。

ホバークラフトに乗ったり、ニュートンビーズを見たり、楽しい物理部の発表を見ました。

生物部や物理部でしっかりした発表や展示を見た後は、

校舎がいくつかある本郷は、校舎に囲まれた中庭で様々なイベントをやっていました。

楽しそうに、くじを引く子ども。

このような「くじ引き」は、あまり中高文化祭では見かけませんが、

このように、文化祭というお祭りならではの雰囲気に好感持ちました。

くじ引きは、大勢の子どもたちに大人気でした。

文化祭定番の「生徒が焼いたホットドッグ」や焼鳥・焼きそばが売られていました。

ホットドッグや焼きそばを求める長い行列が出てきていて、しばらく並んだ後、

近年は衛生面のこともあり、すっかり減ってしまった「生徒たちの手作りご飯」です。

お祭りではこういう「賑やかな手作り感」がとても重要なので、

日頃の学生の食事を学食で食べられるのも良いですが、この「生徒の手作りご飯」も良いです。

最も良いのは、学食・手作りご飯の両方が適切に体験できることと考えます。

しめやかに琴を演奏する本郷：子どもが楽しいバッティングと応援部

ここで、本郷祭では、他の文化祭とは一風変わった催し物をやっていました。

本郷生による琴の演奏会です。

そして、本郷生たちの琴の演奏がしめやかに始まりました。

とても久しぶりの琴の演奏は、中高生とは思えないレベルの高さでした。

良い音色で、こういう日本の伝統楽器を中高生が演奏するのは、とても良いことです。

このように思いましたが、子どもたちは、

静かに琴の音色を楽しんでいました。

中高生から年配の方まで幅広い年代の方が参加しており、外の喧騒とは違う空間となっていました。

演奏会だったので詳しいことは分かりませんが、おそらく「琴を演奏する部活」があるのでしょう。

音楽部やブラスバンド部は多くの学校にありますが、「琴を演奏」は聞いたことがなく、

このように感じ、本郷の「日本固有の文化を重視」する教育理念に共感を覚えました。

しめやかな琴の演奏を聴いた後は、バッティングをやっていたグラウンドへ。

たくさんの子どもから中高生まで大人気だった、バッティング。

ほとんど男子でしたが、中には女子もいて、活発な雰囲気でした。

文化祭ですが、このように空いたグラウンドで、「子どもたち・来校者参加型」のイベントは面白いです。

子どもの番が来て、本郷生が、

子どもたちに丁寧にバットの握り方や打ち方を教えていました。

そして、上手くヒットを放った子どもは、

こんな感じで「体を少し動かす」バッティングを体験した子どもは、

とても満足そうでした。

再び中庭の方に行ってみると、応援部らしい方達が大声を張り上げていました。

バッティングにしても応援部にしても、文化祭を大いに盛り上げており、

「文化祭+体育祭」のような大いに活気づいた本郷祭でした。

来年同時期に開催されると思われる本郷の文化祭に、親子で訪問してみてはいかがでしょうか。

次回は上記リンクです。