前回は「「コップの小さな畑」をプランターへ〜寒い冬を生き抜くコップの中の植物たち・スクスク育つ「そら豆」・自宅で土に触れる体験〜 」の話でした。
プランターの「新たな舞台」で成長する植物たち

2024年11月の筑駒中高の文化祭で、子どもが頂いた「コップの小さな畑」。
寒い時期に「日当たりが良くない」バルコニーで芽が出て29日後に、プランターへ移植しました。

ちゃんと
育つといいな・・・


植え替えて8日後、「コップの小さな畑」をもらってから37日が経過しました。



あまり
成長しないね・・・
「コップの小さな畑」で芽が出た時は、大いに驚き、そしてその成長を日々見ていた子ども。



もう
大きくならないのかな・・・


上の二つの写真を比較すると、確かに「変化がない=成長していない」のが分かります。



あまり大きな
変化はないね・・・



ちょっと植物の
高さを測ってみようか?



うん!
測ってみる!
プランターを床に置いて、定規を横から当てて、高さを測ってみました。
このように「低いもの」の高さを測定する際は、



この定規を
横から見てね。
「上から」ではなく「真横から」測定するのが大事です。



うん、こうやって、
横から見れば良いの?



そう、いいね。
定規の数字を読んでみて。



う〜んと、
45くらいかな・・・
プランターに移植した植物たちの高さは、大体40〜45mmくらいでした。
見た感じでは、「成長が止まっている」植物たちは、確かに「少しずつ成長している」はずです。
寒い冬でも力強く成長する「そら豆」たち


同時期に植えた「そら豆」は、種から発芽して、力強く成長してゆきました。
上の写真のルッコラは「苗」で購入し、寒いこともあり、大きさはあまり変わりませんが、



また「そら豆」が
大きくなったよ!
「そら豆」は、とても力強く成長してゆき、日々高さが高くなってゆきました。



「そら豆」の高さを
測ってみようか・・・
「そら豆」の高さを測定してみると、130mmで、昨日よりも5mm大きくなっていました。
いくつか「そら豆」を植えてみましたが、ほぼ全て芽が出て、日々5mm〜10mmほど大きくなります。



毎日大きくなるのは、
すごいね・・・
「日当たりが良くない」冬に、このスピードで成長する「そら豆」は意外でした。



「ジャックと豆の木」
みたいだな・・・
思わず、昔観た「ジャックと豆の木」を思い出しました。


他のプランターで植えた「そら豆」は、かなりの高さになりました。
植えるタイミングが2週間ほど早いこともあり、



こっちの「そら豆」は、
とっても大きくなったよ!
発芽の初期に、寒さがだいぶ違ったことも大きな要素かもしれません。
こちらの高い方の「そら豆」の高さは、200〜255mmほどでした。
プランターに移植した「コップの小さな畑」の植物たちは、元気が今ひとつで、



こっちは
変わらないね・・・
「明らかに成長が見える」植物に対して「変化しない」植物に、ちょっとガッカリする子ども。
やはり目に見えて「成長する」「大きくなる」ものは、見ていて楽しいものです。



寒いから、
なかなか成長しないね・・・



じゃ、なんで、「そら豆」は
成長するの?
確かに、寒い冬で「日当たりが悪い」にも関わらず、急速に成長する「そら豆」は異例でした。



植物の種類によって、
成長の仕方が違うんだね。



ふ〜ん、
そうなんだ・・・


大晦日の12月31日に見てみると、「コップの小さな畑」の植物たちは、相変わらず「変化なし」でした。


ルッコラなどは、「それなりに成長」している感じでした。


日当たりが良くないのが、かなり問題なのか、パセリやバジルは、だいぶ元気がない状況でした。


そして、「冬の日当たりが悪いバルコニー」にも関わらず、「そら豆」はグングン成長しました。



そら豆って、
すごく成長が早いね・・・
学校の授業等以外に、子どもが自宅で土に触れる体験は良く、身近で観察すると好奇心が育まれます。
これから春先になるので、小さなプランターに植物を子どもと一緒にぜひ育ててみてください。