前回は「推測と推理を楽しむ経験〜「出来る」と「実際にやってみる」こと・手を動かす大事さ・好奇心や興味のきっかけ・武田信玄の貝殻数え・大量の貝殻と軍略〜 」の話でした。
「自分が責任持って育てる」体験:ベストお土産の「コップの中の小さな畑」
2024年11月2日〜4日に筑波大附属駒場中学校・高校の文化祭を訪問した際、
これは、
何ですか?
コップの中に土を入れて、
好きな種を入れて、持ち帰ってもらいます。
やって
みたいです!
お家で、育てて
みてください!
好きな種を選んでコップに土と種を入れて、持ち帰る企画が農芸部の展示でありました。
子どもは、とても喜んで「コップの中の小さな畑」をお土産にもらって、大満足でした。
種が育つと
いいな・・・
筑駒の文化祭訪問と農芸部の話は、上記リンクでご紹介しています。
これはとても良い
企画だな・・・
様々な学校の部活の展示では、色々なお土産を用意してくれています。
電子工作だったり、石膏で自作した化石だったり様々ですが、
筑駒農芸部の
「コップの中の小さな畑」がベストと思います。
ある意味で「最もシンプル」であり、子どもたちに、
自分で種を育てて、
観察してください!
「自宅で植物を育ててみてください」という筑駒生の気持ちが感じられました。
小学生ならば、全員が小学校などで「何かを育てた経験」があります。
それでは、今年は
ブロッコリーの苗を植えてみましょう!
植えたら、どんなふうに
育つか楽しみだな・・・
授業で「食物を育てる」経験は大事ですが、
僕が自分で育てたら、
どうなるかな?
自分の家で「自分が責任持って育てる」のは最も良いことです。
このような「好奇心を育てる」のに最適なのが、この「コップの中の小さな畑」と思います。
家に帰った後、
バルコニーに
置いて・・・
お兄さんに「霧吹きで水をあげる」
って教わったけど、霧吹きある?
霧吹きが手元になかったので、急いど買いに行きました。
そして、霧吹きを子どもに渡すと、
じゃ、霧吹きで
水あげるね!
楽しそうな子どもを見ながら、「コップの中の小さな畑」を経験したことがない筆者は、
今は11月で寒い時期で、
コップの中か・・・
果たして
育つのだろうか・・・
「コップの中の小さな畑」は三つ頂きました。
一つは長男が、もう一つは次男が頂いた後、
面白いから、
もう一つ貰ったよ!
筆者が熱心に展示を見ている間に、「もう一つ貰った」のでした。
えっ、
もう一個もらったの・・・
こういう展示のお土産は「一人一つ」が原則ですが、小さな子どもがやることなので、
楽しいならば、
まあ良いか・・・
こうして、「コップの中の小さな畑」は三つとなりました。
これらの「畑」を丁寧に持ち帰り、
少しでも育てば
楽しそうだな・・・
三つのうち、
一つは育つだろう・・・
このように思っていたのでした。
コップの中の小さな畑で芽生えた生命
あっ、
芽が出たよ!
筑駒から持ち帰って、ベランダで毎日霧吹きを子どもが日課のようにあげていたら、芽が出ました。
三つとも
芽が出たね・・・
上の写真は8日後の写真で、芽が出てから少し日数が経過しています。
途中から興味が出て、
写真を撮影することにしました。
この感じだと、5~6日目くらいに芽が出たと思います。
正直なところ、寒い季節で「日当たりがそれほど良くない」マンションのバルコニーのため、
三つとも
芽が出たのは、少し意外・・・
「ちょっと意外」な気持ちになりましたが、これは「良い意味で意外」でした。
毎日ちゃんと
霧吹きやってるよ!
僕も
やってるよ!
パッと見た感じは似ているように思いますが、
何を
植えたの?
う〜んと、
忘れた・・・
植えた種は、当日の写真から判明しましたが、
三つとも
うまく育っているね。
筆者も、コップの中の小さな畑で育つ植物を見るのは初めてで、興味深いです。
翌日見てみると大きくは変わりませんが、スクスク育っています。
比較的成長が進んでいる植物を見てみると、「コップの中にある」のが不思議な感じもします。
葉っぱの形が
似ているね・・・
見た感じは似ていますが、違う種を植えたと思われるので、もう少し成長すると違いが出てきそうです。
筑駒文化祭の意外なお土産で、植物に対する視点が広がった気がしました。
また成長の過程をお知らせします。